この記事では、「クリープパーマ」と「デジタルパーマ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「クリープパーマ」とは?
クリープパーマとはパーマの技法の1つで、クリープと呼ばれる低温で蒸すような工程により髪へのダメージを抑えてカールを付けるものです。
通常のパーマよりも薬剤をつける時間が短く、その分だけダメージを減らすことができます。
パーマをかけると髪の毛の分子構造が変化しますが、薬剤だけの力で変化させるのが通常のパーマです。
クリープパーマは薬剤も使用しますが、機械で水分を与え髪の毛自体をカールしやすいように変化させます。
ゆっくりと変化するので、通常のパーマよりも時間はかかります。
「デジタルパーマ」とは?
デジタルパーマとは、薬剤を塗った髪の毛に熱を加えてカールをつけるパーマのことをいいます。
熱を加えることで、カールが付いた状態に戻ろうとする働きが強まります。
そのため形状記憶パーマと呼ばれることもあり、パーマが長持ちするのが特徴です。
パーマが取れやすい髪質の人でも、しっかりパーマがかかります。
大きめのカールや巻き髪を作るのにも向いています。
ただし、熱を加えるので髪の毛に与えるダメージは大きいです。
「クリープパーマ」と「デジタルパーマ」の違い
クリープパーマもデジタルパーマも髪の毛にカールを付けるパーマの種類ですが、使用する薬剤や機器などは違っています。
髪の毛に与えるダメージが少ないのはクリープパーマで、デジタルパーマは髪の毛に与えるダメージは大きいです。
パーマの持ちが良いのはデジタルパーマの方で、デジタルパーマは半年ほど持つことが多いですがクリープパーマは3か月から4か月程でパーマが取れてしまいます。
ただし、クリープパーマも通常のパーマよりは長持ちします。
まとめ
髪の毛に与えるダメージが少ないのがクリープパーマで、髪の毛に与えるダメージは大きいもののパーマが長持ちするのがデジタルパーマです。