この記事では、「アンデス岩塩」と「ヒマラヤ岩塩」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「アンデス岩塩」とは?
塩辛さを感じない塩を「アンデス岩塩」【あんですがんえん】といいます。
ミネラル分がたっぷり含まれているためしっかり塩味を感じる料理に仕上げたいとき重宝する塩です。
ボリビアを中心に採掘して集められた岩塩で、汚染されていない3億年前のものが市場に出ているわけです。
主にボリビア共和国が産出し、他国へ輸出しています。
苦味がなく、鉄分が多く含まれるので色はピンクに見えるこの岩塩はナトリウム成分が少ないため高血圧の人が使えるのも魅力です。
また、マグネシウムやカルシウムといった栄養成分も含む栄養価が高い塩になります。
「ヒマラヤ岩塩」とは?
甘みが強く、刺激が少ないまろやかな舌触りを感じる塩を「ヒマラヤ岩塩」【ひまらやがんえん】といいます。
そのため、野菜炒めから炒飯、焼き魚、肉といったも幅広い料理を良質な味に仕上げられる調味料です。
初心者でも扱いやすい塩であり、素材の旨みを引き立たせつつ美味しく仕上げられます。
標高が最も高いヒマラヤ山脈で採れこの岩塩はインドやパキスタンといった国が原産国です。
また、心臓や腎臓の働きを高めたり、体内の毒素を体外へ出す効果が得られます。
また、入浴剤としても使えるほど肌が滑らかになり、女性にも人気の岩塩になります。
「アンデス岩塩」と「ヒマラヤ岩塩」の違い
「アンデス岩塩」と「ヒマラヤ岩塩」の違いを、分かりやすく解説します。
天然紅色岩塩の「アンデス岩塩」は、幸運を呼び寄せる調味料として、現地の人々に大切にされています。
マンガンや鉄分も多く含むなど、栄養価の高さも人気の的です。
発汗作用の高さや肌に潤いを与える効果も高い岩塩として女性も虜にします。
もう一方の「ヒマラヤ岩塩」には、硫黄成分が含まれているため温泉臭といった独特のにおいを放つ岩塩です。
鉄分を含む色はピンク色を中心に黄色、黒色が揃い粉末状で料理に万遍なく振りかけられます。
主に、用途としては魚の焼き魚やマリネ、海藻、チーズに振りかけて食べれば深みとコクを楽しめる料理になる塩です。
まとめ
どちらも岩塩を指すものですが、採掘される場所や舌触りなど様々なところに違いがあります。
塩を取り扱う専門業者の公式HPや画像を比べて、違いを学んでみましょう。