この記事では、「お寿司のガリ」と「紅ショウガ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「お寿司のガリ」とは?
お寿司に添えてある生姜を「お寿司のガリ」【おすしのがり】といいます。
彩りといった意味もあり、お寿司には欠かせないものになるのがガリです。
味はさっぱりしている中にもほどよくお酢が利いていて、魚を食べた後の生臭さも消し、口の中が爽やかな状態になるわけです。
また、一貫食べた後にガリを食べれば、次に食べるお寿司の味がしっかり楽しめるといった効果も得られます。
「紅ショウガ」とは?
梅が入ったお酢の中に生姜を入れて漬けたものを「紅ショウガ」【べにしょうが】といいます。
明るい紅色に色付けした生姜の千切りを指すものであり、噛むほどに梅と旨みを感じられる甘く漬けたものを指すわけです。
鮮やかな色がはっきり出るように、紫蘇【しそ】も入れた甘酢を使い、爽やかな味と色が食欲をそそります。
よく使われている料理が焼きソバやお好み焼きといった和食であり、茶色で地味なものを華やかにして、人を惹き付けて楽しませる目的もあるのです。
「お寿司のガリ」と「紅ショウガ」の違い
「お寿司のガリ」と「紅ショウガ」の違いを、分かりやすく解説します。
お酢と甘さを感じられるよう汁に漬けて作るのが「お寿司のガリ」で、魚の臭みをとったり、次の味をしっかり感じられるようにするといった効果が得られます。
彩りも豊かになり、握りやちらし寿司もよりいっそう豪華に見える効果もあるわけです。
甘すぎず、辛味が感じられるガリは「紅ショウガ」のお寿司用に作られたものになります。
もう一方の「紅ショウガ」は炒飯やたこ焼き、焼きソバといった色が地味な見た目の料理の彩りと食欲をそそるため料理の中心にのせるものです。
色は梅の色のように紅色ですが、「お寿司のガリ」は淡いピンク色になります。
味はどちらも甘く仕上げられていますが、「紅ショウガ」は梅が利いていて、「お寿司のガリ」は甘さの中にぴりっとした辛味を感じられる食品です。
まとめ
生姜を使った食品を2つご紹介しましたが、色や味、添える料理に違いがありますので、店に行ってみたり、画像などで違いを比較してみるといいでしょう。