クラブ活動で選手を陰から支える存在が「主務」と「マネージャー」です。
部員をサポートするこの2つの役割はどのような違いで区別されるのでしょうか。
今回は、「主務」と「マネージャー」の違いを解説します。
「主務」とは?
「主務」とは、「クラブ活動に必要な事務などの業務を取り仕切る人」を指す言葉です。
「主務」の使い方
学校の部活動やサークル活動など主に運動系の団体で事務を取り仕切る人を指します。
クラブで活動するためには活動の目的、例えば野球やサッカーなどをプレーする以外にもクラブそのものを運営するためのさまざまな事務作業が必要です。
武器を集めたり必要な洋服を購入したり練習中や試合の手配をしたりなど、クラブの活動を支える事務作業を取り仕切る責任者が「主務」です。
「マネージャー」とは?
「マネージャー」とは、「クラブの運営を支えるスタッフとして働く人」を指す言葉です。
「マネージャー」の使い方
クラブを支えるのに必要なさまざまな業務を担当するスタッフを指します。
主に体育会系の部活動やサークルに置かれる役職ですが吹奏楽部など文化系のクラブに置かれることもあります。
野球やサッカーなどクラブの直接的な活動を目的に参加するのでやはなく、クラブの運営のみを担当するのが特徴です。
野球部の「マネージャー」は野球をプレイせずプレーする選手をサポートする活動に専念します。
「主務」と「マネージャー」の違い
「主務」と「マネージャー」はどちらもクラブの運営を担当する人を指します。
「主務」が運営事務や業務の一切を取り仕切る責任者を表すのに対し、「マネージャー」は作業の一部を担当するスタッフを指すのが両者の違いです。
クラブに関する仕事をこなすのが「マネージャー」で「マネージャー」を統括するチーフに当たるのが「主務」です。
「主務」の例文
・『野球部の主務に任命される』
・『主務の責任は重い』
「マネージャー」の例文
・『サッカー部のマネージャーを募集する』
・『マネージャーも特別にベンチ入りが認められた』
まとめ
「主務」と「マネージャー」は責任者とその下について働くスタッフであり立場の違いで区別されます。
クラブによって役割が変わることもあるので注意してください。