この記事では、「野球」と「ソフトボール」の違いについて紹介します。
野球とは?
野球はアメリカ生まれのスポーツで、2つのチームが攻撃と守備を繰り返して得点を競います。
得点した点数が多いチームが勝ちになります。
イギリスの球技だったタウンボールがルーツとされますが、どのように誕生したのかははっきり分かっていません。
明治時代に日本に伝わり、全国に広まりました。
英語ではbaseball(ベースボール)といい、野球と訳されます。
ソフトボールとは?
ソフトボールとは野球から派生して生まれたスポーツで、アメリカで誕生しました。
冬の間に野球を練習するために行われたのが始まりといわれています。
夏季オリンピックの正式競技として採用されたこともありますが、2024年のパリオリンピックでは実施されないことが決まっています。
野球とソフトボールの違い
ソフトボールは野球から生まれたので、基本的なスタイルは同じです。
2つのチームが攻撃と守備に分かれ、得点を競い合います。
2つのスポーツの違いは、まず使用するボールにあります。
ソフトボールの方が野球のボールよりも一回り程大きいです。
そのためソフトボールの方が打ちやすく、重さもあるので遠くまでは飛びません。
試合を行うグラウンドもソフトボールの方がコンパクトになっています。
ピッチャーとキャッチャーの投球距離もソフトボールの方が短いですし、塁間の距離も短いです。
それから投球方法にも違いがあります。
野球は色々な角度からボールを投げることができますが、ソフトボールは下手投げで投げなければいけないと決まっています。
なぜ下手投げのみなのかというと、その方がボールを打ちやすいからです。
それからイニング数にも違いがあり、野球は9回までですがソフトボールは7回までです。
まとめ
野球とソフトボールでは、使用するボールや試合を行うグラウンド、イニング数などに違いがあります。