この記事では、「あきさかり」と「コシヒカリ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あきさかり」とは?
「あきさかり」とは、イネ科イネ属に分類されているイネの栽培品種の一種で、うるち米の銘柄名にもなっています。
「あきさかり」はキヌヒカリ系の「あわみのり」と、コシヒカリ系の「越南173号」を掛け合わせてできた品種になります。
もちもちとした粘りのある食感と、甘み、爽やかなうま味が特徴です。
「コシヒカリ」とは?
「コシヒカリ」とは、イネ科イネ属に属しているイネの栽培品種の一つで、うるち米の銘柄名でもあります。
「コシヒカリ」は現在、日本のうるち米の作付面積では最大です。
「コシヒカリBL」は「コシヒカリ」とは別品種になりますが、「コシヒカリ」として販売されています。
「コシヒカリ」は母である「農林22号」と、父の「農林1号」を交配してできた品種です。
もっちりとした粘りのある食感と、甘みのある美味しさが特徴です。
「あきさかり」と「コシヒカリ」の違い
「あきさかり」と「コシヒカリ」の違いを、分かりやすく解説します。
「あきさかり」は「コシヒカリ」系の「越南173号」が親ですが、「コシヒカリ」から見ると、孫にあたります。
そのため、「あきさかり」は「コシヒカリ」の粘りのあるもちもち感と甘みやうま味と、「あわみのり」の親である「キヌヒカリ」のあっさりとした味の両方の良さを受け継いでいます。
「あきさかり」と「コシヒカリ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
日本で栽培されているお米には、さまざまな品種があります。
さらに、既存の品種を掛け合わせて誕生した新たな品種も登場しています。
それぞれの品種の特徴を知ることで、好みの味を見つけやすくなるかもしれません。
今回は「あきさかり」と「コシヒカリ」の意味や違いなどについて述べてきました。
「あきさかり」と「コシヒカリ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。