この記事では、「タートル」と「トータス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タートル」とは?
「タートル」とは、「カメのうち、水中に生息しているもののこと」という意味です。
「タートル」の言葉の使い方
「タートル」は、英語の「turtle」が日本語化した言葉で、「ウミガメ」「淡水産カメ」という意味です。
カメは本来水中生物で、産卵の時に地上に上がって来て卵を産み落とし、そのまますぐに水中に戻ってしまいます。
ウミガメは生まれた時から自力で海に戻り、そのまま一匹で生きていくことになります。
ほとんど水中ですごしますので、身体はなめららかな流線型で、水掻きが発達しています。
大型のものも多く、雑食で、海藻だけではなく小魚なども食べます。
ちなみに、アパレル用語の「タートルネック」は、「カメの首の様に襟が長いデザイン」という意味です。
「トータス」とは?
「トータス」とは「カメのうち、陸に生息しているもののこと」という意味です。
「トータス」の言葉の使い方
「トータス」は英語の「tortoise」が日本語化した言葉で、「リクガメ」、転じて「動作の遅い人」という意味です。
リクガメはこんもりとしたドーム型の甲羅があり、外敵から身を守る為に非常に硬くなっています。
また、足には長い爪があり、土に穴を掘れるのに適しています。
リクガメは、生まれてからしばらくは親と一緒に過ごしますが、80日ほどで親離れして一匹で生きていきます。
基本的に水中を泳ぐことはできず、常に陸上で過ごしています。
草食で、草だけではなく果物なども食べます。
「タートル」と「トータス」の違い
「タートル」は「カメのうち、水中に生息しているもの、ウミガメのこと」です。
「トータス」は「カメのうち、陸に生息しているものの、リクガメのこと」です。
まとめ
今回は「タートル」と「トータス」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。