「トリガー」は物事が発生した「きっかけ」や原因を表す言葉です。
この記事では、「トリガー」と「きっかけ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「トリガー」とは?
「トリガー」は英語で“trigger”と書く言葉であり、銃における引き金を表します。
「トリガー」はこの意味から物事を発生させる「きっかけ」や誘因、原因、はずみを表す時にも使われるようになりました。
元々の英語である“trigger”は名詞と動詞で使われますが、カタカナ語の「トリガー」は基本的に名詞として使われます。
「きっかけ」とは?
「きっかけ」とは物事を始める際の手がかりや動機、糸口、原因を表す言葉です。
「きっかけ」はこれ以外にも歌舞伎などの舞台で使われる合図を表す時にも使います。
「きっかけ」は物事を新しく始める際の動機や糸口となるものであり、偶然見つかることも多いのが特徴です。
「きっかけ」は漢字で「切っ掛け」と書きます。
「きっかけ」の類義語には「契機(けいき)」であり、やや硬い表現ですが色々な場面で使われています。
「トリガー」と「きっかけ」の違い
「トリガー」は物事が発生したきっかけや始める際の手がかり、動機などを表す言葉です。
「トリガー」は元々中の引き金を表す意味があり、これを比喩表現として「きっかけ」や動機という風に使うようになりました。
「トリガー」の例文
・『保安官は銃のトリガーを握ったまま謎のガンマンと対峙しました』
・『彼の行動がトリガーとなり、多くの人がボランティアに駆けつけました』
「きっかけ」の例文
・『好きになったきっかけは些細なことなのですが、自分にとってはとても重要なことだったのでいい思い出です』
・『この趣味に目覚めたきっかけであるアーティストのサインを手に入れて、凄く感動しています』
まとめ
「トリガー」は「きっかけ」や動機、糸口、はずみを表す言葉であり、元々や銃の引き金を表す意味として使われていました。