この記事では、「キックス」と「スニーカー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「キックス」とは?
蹴るという意味がある“Kicks”を「キックス」といいます。
ときに「スニーカー」ともいい、運動靴を指す言葉になるわけです。
この言葉の由来は、元々「スニーカー」と呼んでいた靴を1890年に入るとアンダーグラウンドの観点から英語で「キックス」と呼ぶようになりました。
海外での使い方は「色に限りがあるキックスが欲しい」といえば、あまり世の中に出回っていないデザインが履きたいという意味になります。
「キックスを履きたい」といえば軽く、走りやすい靴が欲しいといった意味になるわけです。
「スニーカー」とは?
布製で底がゴムになっている靴は、紐を結んで履くものを「スニーカー」といいます。
英語で“sneaker”と書き、服に合わせて履くものを指す言葉です。
英語圏では「忍び寄る人」という意味の言葉であり、音を吸収するゴム底であるため歩いても足音が響きません。
そのため、人が近寄っていることに気づかないところから忍び寄るのが得意とする忍者を連想し、「忍び寄る人」という意味になりました。
この靴底には、柔らかいものと硬さがある素材を使っていて、飛んだり走っても振動が底を通して地面に伝わりません。
布製だけではなく、ときに革製も対象になります。
「キックス」と「スニーカー」の違い
「キックス」と「スニーカー」の違いを、分かりやすく解説します。
地面を蹴るようにして軽快に歩ける靴を海外では「キックス」といい、底がゴムで、布や皮革を使い、紐で結び付けて履く運動靴をまとめてこのように呼びます。
もう一方の「スニーカー」は布製や皮革製で作られていて、底はゴムであるものが対象になります。
運動するときに履く人もいますが、服をお洒落に着こなすとき履くために選び、色によってうまく合わせる靴です。
底にはアウトとミッドソールといった種類があるところも魅力になります。
忍び寄るという意味から、忍者とかけて2月22日を「今日スニーカーの日」と呼ぶわけです。
まとめ
同じ履き物を指す言葉ですが、言葉の使い方は国によって違いがあります。
また、素材や紐があるとの違いも見られますので、画像や靴屋などで比べてみましょう。