この記事では、「カンパーニュ」と「リュスティック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カンパーニュ」とは?
「田舎のパン」という意味を持つ、フランスパンの一種です。
各地方で作られてきた日常のパンをいいます。
粉には、ライ麦粉や全粒粉が使用されたり、自家製の発酵種を使ったりすることもあります。
使用する粉や発酵のために使う種に決まりはありません。
形は楕円形やなまこ形のものが多いです。
「カンパーニュ」には、ずっしりと重たいものと、軽めのもとがあります。
ずっしり重たいものは8〜10㎜くらい、軽めのものは10〜12㎜くらいにスライスするとよいでしょう。
そのままかぶりついて食べるのは食べにくいです。
焼かずにそのまま食べたり、トーストをしたりしてもおいしいですが、オープンサンドやフレンチトーストなどにしても楽しめます。
「リュスティック」とは?
フランスパンの一種です。
フランス語で「素朴」「野趣」という意味を持ちます。
水分量が多い生地成形せずに焼き上げたものをいいます。
水分量が多いと生地がべたつき、成形が難しいです。
そのため、生地を分割して二次発酵をさせた後に手で成形することはしません。
形は不定形です。
素朴な味わいで、そのままでもおいしく食べられます。
小麦の味わいを楽しめます。
また、クルミを入れたものも作られています。
「カンパーニュ」と「リュスティック」の違い
「カンパーニュ」と「リュスティック」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもフランスパンの一種です。
前者は田舎のパンという意味、後者は素朴、野趣という意味です。
どちらも形に決まりはありません。
2つの大きな違いは水分量です。
後者の方が水分量が多く、作る際にべたつきやすいです。
そのため、成形はせずに焼き上げます。
前者はライ麦粉や自家製の発酵種を使うこともあり、酸っぱいものもありますが、後者の方は小麦の味を楽しめます。
まとめ
どちらもフランスパンの一種ですが、水分量に違いがあります。