この記事では、「キッチンハイター」と「トイレハイター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キッチンハイター」とは?
「キッチンハイター」は台所で使う漂白剤の商品名です。
主成分が次亜塩素酸ナトリウムで、そこに界面活性剤、水酸化ナトリウムなどが加えられています。
水で希釈して使いますが、その使用目的は台所で使用する調理器具などの除菌や消臭、そして漂白になります。
ただしメラミン製や金属製、色柄のついた布製品、また漆器などには使えません。
お茶やコーヒーで黒ずんでしまったカップなどは、キッチンハイターをつかうと黒ずみが除去できます。
「トイレハイター」とは?
「トイレハイター」はトイレの掃除に使う洗剤です。
主成分が次亜塩素酸ナトリウムで、そこに界面活性剤、水酸化ナトリウムなどが加えられています。
トイレの便器を洗うために考えられているので、どろっとした粘着性があり飛び散りません。
また容器も使いやすい形状になっているのが特徴です。
「キッチンハイター」と「トイレハイター」の違い
「キッチンハイター」と「トイレハイター」の違いを、分かりやすく解説します。
「キッチンハイター」と「トイレハイター」は、両方とも塩素系の漂白剤で、次亜塩素酸ナトリウムが主成分になります。
しかしキッチンハイターが薄めて使うのに対して、トイレハイターはそのまま使うという違いがあります。
また配合されている成分の割合も違い、次亜塩素酸ナトリウムの量で言えば、キッチンハイターは6%前後の配合に対して、トイレハイターは 2%前後の配合になっています。
「キッチンハイター」の例文
・『魚の匂いのするまな板はキッチンハイターをつかうと魚臭さがなくなる』
・『布巾をキッチンハイターにつけて除菌する』
「トイレハイター」の例文
・『今回はトイレハンターを使ってトイレ掃除をした』
・『この頑固な汚れはトイレハンターでも落ちなかった』
まとめ
「キッチンハイター」と「トイレハイター」はどちらも塩素系の漂白剤です。
刺激の強い液体なので、使用時には直接肌に触れないように注意が必要です。