「噛み合う」と「心が通う」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「噛み合う」と「心が通う」の違いとは?違い

この記事では、「噛み合う」「心が通う」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「噛み合う」とは?

2つのおうとつがうまく噛むことで、がっちりと簡単に離れなくなる状態を「噛み合う」【かみあう】といいます。

隙間なくぴたりと合い、鍵のような役目を発揮するのです。

また、虎や豹といった肉食獣がぶりと深くまで肉に噛みつくため容易に離れません。

このように、互いに話が合うことで関係性がうまく噛み合えば、簡単には見捨てない人間関係が築けると意味でも使われています。


「心が通う」とは?

心が通い合うほど十分に相手の気持ちが理解できている関係性を「心が通う」【こころがかよう】といいます。

互いに相手を深く理解し合うように努力しているので大きな問題が起きても動揺せず、一緒に行動ができるのです。

意思疎通が素早くできるだけではなく、遠くにいても互いに思い合うこともできます。

このような関係である人同士は相手の気持ちにいち早く気がつくのです。


「噛み合う」と「心が通う」の違い

ここでは「噛み合う」「心が通う」の違いを、分かりやすく解説します。

2つのおうとつがうまく噛み、がっちり外れなくなることを「噛み合う」といいます。

このような意味から意見が「うまく噛み合う」といった言い方する場合もあるわけです。

もう一方の「心が通う」は十分に相手の気持ちが理解でき、通わせられる間柄の関係性を指します。

「仏様と心が通う」といえば、お経を唱えて感謝する気持ちを伝える日々伝えると心が通じ合う仲になるといえるのです。

「噛み合う」の例文

・『久々に部長と係長の意見がうまく噛み合った』
・『車輪に持っていた鎖が噛み合って使えた』

「心が通う」の例文

・『言葉が話せなくても、心が通う相手の気持ちが理解できる』
・『日頃から理解し合う努力する子弟は会話が少なくても心が通う』

まとめ

相手との良い関係性を指す言葉を取り上げましたが、どのような状態で使うかに注目して、使ってみるのも良い勉強方法になるでしょう。

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