この記事では、「カレーライス」と「カレー丼」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「カレーライス」とは?
人参や茸、じゃが芋、玉葱といった野菜をきれいに洗ったものを包丁で切り、油で軽く炒めたところに水を入れて茹でます。
20分くらい茹でたらカレールーを入れて、10分ほどしてとろみが出れば「カレーライス」の完成です。
皿にご飯をよそい、その上に調味料のカレー粉で作ったルーをかけた料理を指します。
チーズをのせたり、豚カツやハンバーグをのせて食べるなど、お好みで味を変化させても美味しく食べられるのが魅力です。
「カレー丼」とは?
かつお節でとった汁にカレーの粉を入れて、丼に盛ったご飯の上にかけた料理を「カレー丼」【かれーどん】といいます。
元々はカレー南蛮から派生した料理であり、とろみがある餡がご飯と絡み合い、独特な食感と味を楽しめる丼ものです。
具材に牛や豚、鶏といった肉で深みを出し、玉葱か葱といった野菜も入れて甘みを足します。
最後に、別に茹でたグリーンピースや斜め切りにした葱を散らばせて彩りを添えるのが一般的です。
この料理を提供する店には、和風ダシを使う蕎麦屋や食堂があり、その店によって味も多少変わってきます。
「カレーライス」と「カレー丼」の違い
「カレーライス」と「カレー丼」の違いを、分かりやすく解説します。
野菜と肉を入れて炒めたところに、カレーのルーを入れて溶かします。
カレーをご飯にかけた料理を「カレーライス」といい、なかにはご飯をバターで炒めたり、アーモンドかニンニクを輪切りにしたものを混ぜてカレーにかけて食べるわけです。
ルーの中に牡蠣や海老、イカ、あさりを入れて、味が出たシーフードカレーにする人もいます。
もう一方の「カレー丼」は、鶏や豚といった肉に玉葱や葱を入れて炒めて、鰹でとっただし汁を入れたものを丼によそったご飯の上にかけるわけです。
そんな「カレー丼」には葱を入れますが、「カレーライス」には入れません。
まとめ
同じカレーとご飯を使った料理ですが、入れる食材に違いがありますので、調理方法を紹介するサイトや資料などで比較してみるといいでしょう。