この記事では、「テンダーロイン」と「リブアイステーキ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「テンダーロイン」とは?
テンダーロインとは、牛肉のうち骨盤の内側にある部位のことをいいます。
運動しない部位の肉なので非常に柔らかく、脂肪もほとんどありません。
上質な赤身肉として人気があります。
テンダーロインは英語の「tenderloin」をそのままカタカナにした言葉で、「tender」は「柔らかい」とか「優しい」という意味です。
日本ではヒレやフィレといいますが、それはフランス語の「file」が語源となっています。
「リブアイステーキ」とは?
リブアイステーキとは、リブロースのうちかぶりという部分を外した部位をステーキにしたものです。
リブロースはあばら部分の肉を指します。
かぶりを外したものをアメリカではリブアイロール、オーストラリアではキューブロールと呼ばれています。
「リブ(rib)」は「あばら」という意味になります。
日本ではかぶりも含めてリブロースと呼んでいます。
リブアイロールは肉質が柔らかで、サシも入りやすいです。
脂もあり肉とのバランスが良いのが特徴です。
「テンダーロイン」と「リブアイステーキ」の違い
テンダーロインとリブアイステーキの違いは、使用している牛肉の部位にあります。
骨盤の内側にある肉がテンダーロインで、リブアイステーキにはあばらの部分の肉からさがりを外したリブアイロールという肉が使用されています。
どちらも赤身肉で柔らかいですが、脂が多いのはリブアイステーキになります。
テンダーロインは脂が少なく、カロリーも低くなっています。
赤身と脂身のバランスが良いのがリブアイステーキです。
まとめ
テンダーロインとリブアイステーキの違いは、使用している牛肉の部位にあります。
脂身と赤身のバランスが良いのがリブアイステーキで、脂身が少なく低カロリーなのがテンダーロインです。