「SIer系企業」と「Web系企業」の違いとは?分かりやすく解釈

「SIer系企業」と「Web系企業」の違いとは?違い

この記事では、「SIer系企業」「Web系企業」の違いを分かりやすく説明していきます。

「SIer系企業」とは?

SIer系企業は、えすあいやーけいきぎょうと読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、System Integratorの略語であるSIerの文字に、系統の経営体といった意味を持っている系企業の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故にSIer系企業は、顧客からの依頼を受け、その要望に沿ったシステムを構築して提供しているIT企業を表すのです。


「Web系企業」とは?

Web系企業は、うぇぶけいきぎょうと読むべき言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、インターネットに関する仕事といった意味があるWeb系の文字に、営利を目的に経済活動を行う組織等の意味を有する企業の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉です。

そんなWeb系企業は、自社が開発したWebサービスを提供している企業を示します。


「SIer系企業」と「Web系企業」の違い

SIer系企業とWeb系企業の文字表記を比較してみると、SIerとWebという文字の違いが存在する事に気付けるものです。

所がその後に続く、系企業の漢字は同じである上に、どちらもIT企業を表現する言葉という共通点があります。

とはいえ指し示す意味には違いも見られ、SIer系企業は、顧客からの依頼を受けてシステムを構築して提供する企業を表すのです。

もう一方のWeb系企業は、Webを駆使した自社サービスの提供を行っている企業を示します。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字があるだけでなく、共にIT分野の企業を表現した言葉です。

ただし同じIT企業でも事業内容には相違点も見られるので、そこを把握すればしっかりと使い分けが出来ます。

ちなみにSIer系企業は、顧客の要望に合わせる形で他社のシステムを構築する企業に対して使われる言葉です。

対するWeb系企業は、自社のWebサービスを提供している企業という意味で用いられる言葉となっています。

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