この記事では、「チーマージャン」と「ねりごま」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「チーマージャン」とは?
胡麻【ごま】を練った後、ごま油を入れて混ぜ合わせたものを「チーマージャン」といいます。
油を入れて混ぜ合わせることで、食感を滑らかにします。
なかにはサラダ油を入れて混ぜ合わせたものもあり、茹でた菜っ葉や炒めた野菜にかける料理や、肉料理の味付けとして調味料に使えるのが魅力です。
油が入っている分、味もこってりした仕上がりになり、深みを出せます。
中華料理によく使われる「チーマージャン」は白胡麻の旨みが濃く出ているため味が薄まりやすい冷やし中華に使ったり、濃い味付けが欲しい炒飯にも最適です。
「ねりごま」とは?
胡麻の殻を無くし、専用の機械でねっとりするまですり潰したものを「ねりごま」といいます。
仕上げに麿砕しているので粒子をかなり細かく砕いている商品であるため滑らかな舌触りが魅力です。
分離しにくいので味も薄くならず、しっかりした味を楽しめるのが魅力になります。
また、添加物や油脂といった不純物は一切含まず、胡麻を100%贅沢に使っているため栄養価も高い調味料です。
ねっとりと絡み付くため、お湯にさらした豚しゃぶや葱、水分の多い豆腐にも合います。
なかには煎りにこだわった香ばしさがある「ねりごま」もあり、より濃厚な味と香りが楽しめる調味料です。
「チーマージャン」と「ねりごま」の違い
「チーマージャン」と「ねりごま」の違いを、分かりやすく解説します。
白胡麻を使ったものか黒胡麻をペースト状にした調味料を「チーマージャン」といい、それぞれの旨みを詰め込んでいるため少し入れるだけで深みと胡麻の香りがふわっと口の中に広がります。
ドレッシングにして野菜にかけたり、炒めるときも使える調味料です。
また、焼肉との相性も良く、ラーメンの味を豊かにするものになります。
もう一方の「ねりごま」は胡麻を100%使い、殻もしっかりペースト状にして、「チーマージャン」よりも香り豊かで濃厚な味が楽しめる調味料です。
淡白な和食に加えて味を付けたり、中華も深みを与えるほど濃い胡麻の味が詰まったもので、少しの量でも冷奴や焼肉など幅広く使えます。
まとめ
胡麻を使った商品を指すものですが、含まれているものに違いがありますので、商品サイトや資料を見て、比較してみるといいでしょう。