毎日生活していると、趣味や仕事に関して一般的にどうであるべきかということも行動の一つの指針になっていることに気が付きます。
例えば、自分の仕事のやり方に関しての「あるべき姿」と現在の自分の姿のギャップに悩むことも多いでしょう。
それでは、この「あるべき姿」とはどういう意味でしょうか。
また、「目指す姿」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「あるべき姿」と「目指す姿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あるべき姿」とは?
「あるべき姿」とは、文字通り、「本来あるべき姿」という意味で使われる言葉で、それは理想ということもできます。
この時の「姿」とは内面や外面の様子や能力のようなことです。
対象が「人間として」のようなものから「朝起きた時のルーチン」のようなライトなものまで、さまざまな分野やカテゴリーが考えられます。
多くの人はその「あるべき姿」を認識した上で毎日過ごしているのが現状です。
英語でよく使われるのは「to be」という表現です。
「目指す姿」とは?
「目指す姿」とは、文字通り、「自分がなりたいと思って目指している姿」のことを言います。
多くの場合は「目標」としても認識されており、日々の生活においてそれを意識しながら活動を行うことになります。
英語では「objective」とか「goal」が近い言葉でしょう。
「あるべき姿」と「目指す姿」の違い
「あるべき姿」と「目指す姿」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「目標としている姿」であるという部分は同じですが、どこが違うのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、一般的な目標が「あるべき姿」であり、自分の目標が「目指す姿」であるということになります。
つまり、「あるべき姿」であっても自分がなりたくないものというのも存在するということです。
「あるべき姿」の例文
・『裁判官としてのあるべき姿に近づけるように努力しています』
・『あるべき姿はそのまま全てがなりたい姿ではありません』
「目指す姿」の例文
・『自分の目指す姿になるように日々精進しています』
・『目指す姿になるのは簡単なことではありません』
まとめ
この記事では、「あるべき姿」と「目指す姿」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
