隠していた事実や出来事が明らかになることを表す言葉には「バレる」や「露見」があります。
この記事では、「バレる」と「露見」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バレる」とは?
「バレる」とは秘密や隠し事が発覚することを表す言葉です。
「バレる」はこれ以外にも相談がまとまらずに終わることや、魚釣りおいて釣れそうな魚が逃げることを表す時にも使うことが可能です。
「バレる」は元々秘密を「暴く(あばく)」という言葉から作られたという説があり、「暴く」の古い言葉である「あばける」が変異した「あばれる」が語源とされています。
「露見」とは?
「露見」とは隠していた事実や秘密、悪事などが明らかになることや「バレる」ことを表す言葉です。
「露見」はポジティブな意味よりもネガティブな意味で使われることが多いのが特徴です。
「露見」の類義語には「発覚」や「露呈」があり、こちらは色々な場面で使われています。
「露見」は「露顕」と書くことが可能ですが、基本的には書きやすい「露見」の方が使われます。
「バレる」と「露見」の違い
この2つはどちらも隠していた事実や秘密などが明らかになることを表す言葉です。
「露見」は悪事などが明らかになることを表す時によく使います。
「バレる」はカジュアルな言葉なので仕事や真面目な会話ではあまり使いません。
「バレる」の例文
・『猫にバレることなく布団に入り込むのは難しく、今日も先客として猫がいました』
・『正体がバレると面倒なことになるため、ヒーローはすぐに飛び立ちました』
「露見」の例文
・『事実が露見したことによって犯人の動機が明らかになりました』
・『悪事を露顕させるために、スパイは屋敷に侵入して証拠となる資料を手に入れました』
まとめ
「バレる」や「露見」は隠していた事実や秘密が明らかになることを表す言葉であり、「バレる」はカジュアルな言葉としてよく使われています。