この記事では、“alternate”と“alternative”の違いを分かりやすく説明していきます。
“alternate”とは?
“alternate”の主な意味は2つあります。
1つめは、交互に起こる、互い違いになるです。
この意味では自動詞になります。
交互とは、順番に代わりあってという意味です。
AとBがあった場合、A・B・A・Bと順番に代わっていくことをいいます。
海には、干潮になるときと満潮になるときがあります。
これは干潮があった後に満潮があり、満潮になった後には干潮があり、交互に起こっているといえます。
こういった動作を意味している言葉です。
もう一つの意味は、交互にする、互い違いにするです。
この意味では他動詞になります。
やるべきことがたくさんあると、同時に物事を進行させなければならない場合があります。
しかし、体は一つしかないので、同時に複数のことを行うのは難しいです。
そのため、仕事をしたら次は勉強、その次はまた仕事など、互い違いに何かを行うことになります。
このような互い違いにすることを意味する言葉です。
「alternate」の使い方
互い違い、かわるがわるという意味で使用をし、自動詞と他動詞の使い方があります。
自動詞では互い違いになるという意味になり、他動詞では互い違いにするという意味になり、やや意味が変わってきます。
「alternative」とは?
“alternative”の主な意味は4つあります。
1つめは、物や事が二者択一のです。
2つあるうちのどちらか一方を選ぶという意味になります。
しかし、“alternative”が指すものは3つ以上のこともあります。
2つめは、物や事が代わりのです。
ある役割を他のものがする、ある物や事に相当するひきかえとなるものという意味になります。
水を飲むために普段使っていたガラスのコップが割れてしまったとき、家にある別のコップ、たとえば陶器のコップなどを使って水を飲むことでしょう。
この陶器のコップは、割れたガラスの代わりになるものにあたります。
3つめの意味は、ひとつを選択することです。
2つ以上あるものの中から一つだけを選ぶことを意味しています。
4つめの意味は、選択肢です。
いくつか用意されている選ぶことができる答えを意味しています。
「alternative」の使い方
2つ以上あるものの中から1つを選ぶこと、ある物の代わりになる物という意味で使用をします。
「alternate」と「alternative」の違い
どちらの言葉にも、何かが2つ以上ある意味が含まれています。
“alternate”は2つ以上あるものが交互に起こるという意味です。
一方、“alternative”は2つ以上あるものの中から1つを選ぶ、代わりになるものという意味になります。
まとめ
綴りが似ており意味も似ている言葉ですが、一方の言葉は交互に起こる、もう一方の言葉は二者択一という意味を持っており、2つの言葉が持っている意味はそれぞれ違います。