この記事では、“advertise”と“publicize”の違いを分かりやすく説明していきます。
「advertise」とは?
“advertise”には、3つの意味があります。
1つめは、広く知らせるです。
広い範囲にわたって他の人が知るようにすることを意味しています。
知らせるといっても、イベントを知らせる、ニュースを知らせるなど、知らせる事柄はさまざまありますが、“advertise”が意味しているのは、催し物や求人を知らせることです。
2つめの意味は、宣伝するです。
商品やサービスをメディアを通じて広く伝えることを意味しています。
テレビでは毎日CMが流れています。
雑誌には商品の紹介記事が掲載されます。
こういったものを指している言葉です。
3つめの意味は、公表するです。
秘密や本性などを公にするという意味になります。
知られていなかったことを、知られた形にすることです。
ばらすともいいます。
「advertise」の使い方
もともとの意味は「~へ向ける」です。
催し物や求人の知らせは、「こういう催し物がありますよ」「こういう求人がありますよ」と一般の人に向けていることになります。
商品やサービスの宣伝も、「こういった商品があります」と一般の人に向けています。
「~へ向ける」つまり、知らせる、宣伝するといった意味で使用をします。
他動詞になります。
「publicize」とは?
“publicize”には、2つの意味があります。
1つめは宣伝するです。
商品やサービスなどを広く知らせることを意味しています。
テレビでは商品などのCMが流れています。
雑誌には商品などの紹介が掲載されます。
これらは、広く知らせるための活動です。
こういった活動を意味しています。
もう一つの意味は、公表するです。
主に秘密など、人に知られていないことを公にすることを指しています。
「publicize」の使い方
宣伝する、公表するという意味で使用をします。
宣伝は、ある商品やサービスの特徴などを広く知らせる目的で行われます。
公表は、知られていなかったことが知られることです。
広く知らせるという意味で使用する言葉です。
他動詞になります。
「advertise」と「publicize」の違い
どちらの言葉にも、宣伝する、公表するという意味があり、この意味では同じです。
どちらも他動詞の意味で、この点にも違いはありません。
しかし、まったく同じ意味の言葉なのではなく、“advertise”には“publicize”が持っていない、催し物や求人を広く知らせるという意味があります。
2つの言葉は、この点に違いがあります。
“advertise”のもともとの意味は「~へ向ける」です。
まとめ
2つの言葉は、宣伝する、公表するという意味では同じですが、“advertise”には“publicize”にはない催し物や求人を広く知らせるという意味があり、この点に違いがあります。