この記事では、“adopt”と“adapt”の違いを分かりやすく説明していきます。
「adopt」とは?
“adopt”の意味は以下の通りです。
1つ目は「採用する」「採択する」という意味で、人の意見や忠告などを受け入れることをいいます。
2つ目は「縁組みする」という意味で、養子・養女に迎え入れることを言います。
3つ目は「外来語にする」という意味で、言葉を取り入れることを言います。
上記に共通するのは「そのまま取り入れる」という意味です。
「adopt」の使い方
“adopt”は「採用する」「縁組みする」「外来語にする」などの意味で使われます。
他動詞として使われ、名詞形は“adoption”になり、「採用」「採択」「養子縁組」「外来語の採用」などの意味で使われます。
基本的に、元からあるものを変えずにそのまま取り入れる時に使われる言葉です。
「adapt」とは?
“adapt”の意味は以下の通りです。
1つ目は「適応させる」「適合させる」という意味で、目的に合わせることを言います。
2つ目は「脚色する」という意味で、元となるものを改変することを言います。
3つ目は「順応させる」という意味で、なじませて使えるようにすることを言います。
上記に共通するのは「目的に合わせて変える」という意味です。
「adapt」の使い方
“adapt”は「適応させる」「脚色する」「順応させる」などの意味で使われます。
自動詞・他動詞として使われ、名詞形は“adaption”になり、「適合」「適応」「順応」「改作」「脚色」などの意味があり、機械の「アダプター」はこちらの意味になります。
基本的に、ある目的に合わせる為に変えて取り入れる時に使われる言葉です。
「adopt」と「adapt」の違い
“adopt”は「元を変えずにそのまま取り入れること」という意味です。
“adapt”は「目的に合わせる為に変えて取り入れること」という意味です。
「adopt」の例文
・『We adopt daylight saving time. 』
(サマータイムを導入します)
・『He is an adopted son. 』
(彼は養子縁組です)
・『We adopt his opinion. 』
(我々は彼の意見を採用する)
「adapt」の例文
・『I want to adapt myself to new circumstances as soon as possible. 』
(私は新しい環境に出来る限り早く適応したい)
・『The young people can adapt to change easily. 』
(若い人々は変化に速やかに適応できる)
・『I still cannot adapt to the company. 』
(まだ会社に慣れません)
まとめ
今回は“adopt”と“adapt”について紹介しました。
“adopt”は「そのまま取り入れる」、“adapt”は「変えて取り入れる」と覚えておきましょう。