“except”と“without”は両方とも似たようなニュアンスで使われる単語です。
どちらも何かがないという意味で使われる事から同じものと思われがちですが、その違いを解説します。
「except」とは?
“except”というのは~を除いてという意味の単語です。
なので、その使い方は何かを除いて何かをやるといった時に使うものとなります。
例えばこれから家族で旅行に行くがすべての家族が旅行に行くのではなく、妹は除いて家族で旅行に行くという時に使われるのが“except”という単語です。
つまり何か大枠で当てはまる事を言おうとした時にすべてのものが当てはまるのではなく、例外がある時にどういうものを除くか示す時に使う単語になります。
「without」とは?
“without”という単語は~なしでという意味の単語で何かをする時に何かを持たずにするという時に使います。
例えばこれから彼女とデートに行く予定なのにお金を持たずにデートに行くという時に使うものとなります。
つまり“without”という単語はこれから何かする時に持って行くのが当たり前のものを持って行かないという時に使うということです。
こういう状況で~なしで何かをするということを強調したい時に使われる単語です。
なので、“without”というのは単に何かがないことを示すために使うのではなくそこにある種の驚きがある事を示すものです。
「except」と「without」の違い
“except”も“without”も何かがないという意味では同じです。
ですが、これらにはかなり大きな違いがあります。
それはどういうものかというと、“except”の場合はこういうものがあるがその中には例外があってその例外は何かを教える時に使うのが“except”という単語です。
これに対して“without”という単語は何かを持たないで何かをするという時にその持たないものを示す時に使う単語になります。
なので、“except”も“without”も何かがないという意味では同じですがその使われ方や意味はかなり違ってきます。
“except”の場合はこういうものがあるが例外もあってその例外は除くという意味で使われます。
“without”の場合は何かをする時でも何もなしでするといった感じで無謀な事をするという意味で使われる事が多いです。
単に何かを持っていないというよりもこういう大事な時に何も持たないで何かをしようとしているという無謀さを強調する時に使う感じになります。
まとめ
“except”も“without”も何かがないという意味では同じですが、例外は何かを教える時に使うのが“except”でありこんな時に大事なものを持たないでやってしまうというニュアンスで使われるのが“without”という単語で似たような意味の単語でも全くその使われ方が異なります。
両者とも何かがないという時に使うものですが その意味もニュアンスもかなり違います。