こちらの記事では、“convey”と“tell”の違いを分かりやすく説明していきます。
「convey」とは?
conveyは、con・veyという区切り方をして発声する言葉です。
日本語では、運ぶとか伝える、或いは運搬するとか伝達するといった意味を持つ言葉として使用されています。
更に、現在分詞はconveying、過去形と過去分詞はconveyedで、conveysで三人称単数現在を表すのです。
「convey」の使い方
conveyの使い方ですが、伝達するといった意味をやや丁寧に表現したい時に使用される事が多い言葉となっています。
そのため日常会話としてよりも、書き言葉として使われる事が多く見られるのです。
他にも、何かを運ぶという意味を表したい時にも、このconveyが使われる事があります。
「tell」とは?
tellは、音節を区切る事なくそのままtellと発音すべき言葉です。
告げるや伝える、述べるに語る、報せるといった意味を持つ単語となっています。
ちなみに現在分詞はtellingで、過去形と過去分詞はそれぞれtold、三人称単数現在はteellsという綴りとなるのです。
「tell」の使い方
tellは伝えるという意味で、日常会話でも比較的頻繁に登場する単語となっています。
使い方としては誰かに情報を伝えたり、知らせたいという時に用いられる事が多いです。
基本的には考えや状況を纏めたりして、淡々と告げるという意味として使われます。
「convey」と「tell」の違い
conveyとtellは、どちらも伝えるという同じ意味を持つ言葉となっているのです。
そのため伝えるとか伝達するという意味を英語で表現する際に、どちらの単語を選択するべきかで迷ってしまう人も少なくありません。
そこで気になるのが2つの単語の違いですが、conveyは気持ちや物等を含めて相手に届ける、という感じです。
そのため言葉だけでなく、音楽や絵等の表現で伝えたい時にもこのconveyが使用されます。
ただし少し畏まった表現なので、口語よりも書き言葉として使われる事が多いです。
一方のtellの方は、同じ伝えるの意味でも、言葉として気持ちや考えを伝えるという意味で使われる事がほとんどだったりします。
加えて口語としても積極的に使用されているのです。
「convey」の例文
・『She did convey her opinion clearly. 』
・『This photo conveys the atmosphere of the Mountainous area』
「tell」の例文
・『Please tell me when to leave this country』
・『He told me he likes basketball』
まとめ
2つの言葉はどちらも、伝えるとか知らせるという同じ意味合いを持っています。
ただしconveyは口語よりも書き言葉として使用される事が多く、言葉以外にも芸術等の表現で伝える際にも用いられ、やや繊細な表現です。
口語としてはtellの方が使われる事が多く、こちらは言葉で伝えるというニュアンスが濃く出ています。