この記事では、「高菜」と「大根の葉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高菜」とは?
アブラナ科の越年草の一種、カラシナの栽培品種です。
いくつかの品種が作られており、葉が大型で肉厚の「大葉高菜」、葉に紫色が入った「紫高菜」、茎元にこぶがある「こぶ高菜」などがあります。
葉は広く、多くの品種で葉に切れ込みがありません。
葉が平たいもの、縮れたものなどもあります。
味にはピリッとした辛味があることが特徴です。
漬物にして食べられることが多いですが、炒めたり、煮たりなどした食べることも可能です。
漬物は刻んでチャーハンやパスタの具材などにしても、おいしく食べられます。
保存は、新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で行います。
日持ちをしないので、2〜3日で食べきることが理想です。
葉の色が鮮やかで、切り口がみずみずしいものを選ぶのがポイントです。
葉がしなびていたり、枯れかかっているものは避けるようにします。
「大根の葉」とは?
アブラナ科の多年草または一年草の一種です。
根の部分は肥大し、食用にされています。
大根の地面から出ている根のような部分は、実は根ではなく胚軸です。
胚軸とは茎になる部分をいいます。
根が主に食用とされる大根ですが、葉も食べることができます。
その葉の部分を「大根の葉」といいます。
スーパーで売られているものは、葉が取り除かれていることが多いですが、畑で育っている姿のときには葉がついています。
葉の形は羽状複葉で、葉軸の左右に小葉が並んでいます。
食べ方ですが、炒め物、スープの具材、チャーハンやパスタの具材などにされています。
「高菜」と「大根の葉」の違い
「高菜」と「大根の葉」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもアブラナ科の植物ですが、それぞれ違うものです。
葉の形は異なり、前者はほとんど切れ込みのないものが多く、広い形をしています。
後者は羽状複葉です。
まとめ
アブラナ科の植物という点が共通していますが、それぞれ違う植物を指しています。