「油絵」と「水彩画」の違いとは?分かりやすく解釈

「油絵」と「水彩画」の違いとは?生活・教育

この記事では、「油絵」「水彩画」の違いを分かりやすく説明していきます。

「油絵(あぶらえ)」とは?

「油絵」とは、「油絵の具を使って描かれた絵」のことです。

油絵の具は顔料(=色の元となる材料)に乾性油を混ぜ合わせた絵の具のことであり、重厚感あるタッチが表現できる他、塗り重ねができるので修正が何度でも可能という点が主な特徴です。

「油絵」で有名な作品には以下が挙げられます。

・ヨハネス・フェルメール作「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」
・ジャン=フランソワ・ミレー作「落穂拾い」
・クロード・モネ作「睡蓮〜黄金色〜」
・レオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナリザ」


「水彩画(すいさいが)」とは?

「水彩画」とは、「水彩絵の具を使って描かれた絵」のことです。

水彩絵の具は顔料にアラビアゴムを混ぜ合わせた絵の具のことであり、みずみずしい透明感と軽いタッチを表現できるのが特徴です。

加えて、道具が安価であり手が出しやすいという特徴もありますが、逆に塗り重ねができないため、絵の修正が難しいという一面も持っています。

「水彩画」で有名な作品には以下が挙げられます。

・アルブレヒト・デューラー作「野うさぎ」
・トマス・ガーテン作「川からのジェドバラ修道院の眺め」
・サミュエル・パーマー「夜の祈祷の後」
・大下藤次郎作「檜原湖の秋」
・ウィリアム・ヘンリー・ハント作「鳥の巣と花」


「油絵」と「水彩画」の違い

「油絵」「水彩画」の違いを、分かりやすく解説します。

「油絵」「油絵の具を使って描かれた絵」のことであり、「水彩画」「水彩絵の具を使って描かれた絵」のことです。

「油絵」には重厚なタッチや修正が何度でもできるという特徴があり、「水彩画」は対照的にみずみずしく軽快なタッチや色を塗った後の修正が難しいという特徴などが挙げられます。

まとめ

「油絵」「水彩画」の主な違いは、使っている画材や画材の性質による特徴という点にありました。