トランプゲームである「ジジ抜き」と「ババ抜き」ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、「ジジ抜き」と「ババ抜き」について分かりやすく説明していきます。
「ジジ抜き」とは?
「ジジ抜き」とは、後述する「ババ抜き」からルールを派生させたトランプゲームのことです。
簡単なルールの説明は「ババ抜き」の項で説明しますが、「ジジ抜き」では「ジョーカー」を使わず、52枚のトランプカードでゲームを行います。
そして、52枚の中から予め1枚を裏側で除き、最後にその除いた1枚とペアになるカードを持っていたプレイヤーが負けになります。
「ババ抜き」とは?
「ババ抜き」とは、トランプゲームの1つです。
ルールを要約して説明すると、プレイヤー同士でお互いの手札からカードを1枚ずつ引いていき、ペア(=同じ数字のカードが2枚揃うこと)になったら場に捨てていくという流れを繰り返し、最後に「ジョーカー」を持っていたプレイヤーが負けになります。
「ジジ抜き」と「ババ抜き」の違い
「ジジ抜き」と「ババ抜き」の違いを、分かりやすく解説します。
「ババ抜き」はトランプゲームの1つであり、その「ババ抜き」から派生したトランプゲームが「ジジ抜き」になります。
以下が主なルールの違いです。
・「ジジ抜き」では「ジョーカー」を使わないが、「ババ抜き」では使う。
・「ジジ抜き」は最初に52枚の中から1枚を除き、最後に除いた1枚とペアになるカードを持っていたプレイヤーが負け、「ババ抜き」では最後に「ジョーカー」を持っていたプレイヤーが負け。
まとめ
トランプゲームの1つである「ババ抜き」のルールを派生させたものが「ジジ抜き」ということでした。
ちなみに、「ババ抜き」は古くは「ジョーカー」ではなく「クイーン」がハズレとして扱われていました。
「ジジ抜き」と同じ要領で「ジョーカー」を使わず、52枚の中から予め「クイーン」を1枚除き、最後にペアになれかった「クイーン」を持っていたプレイヤーが負けというルールです。
この「相手」が見つからず独り残った「クイーン」を指して“old maid”=「ババ抜き」のゲーム名がつけられたそうです。