この記事では、「ボクサーパンツ」と「トランクス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ボクサーパンツ」とは?
座ったり、歩くといった様々な動きに対応する伸縮性に優れた男性用の下着を「ボクサーパンツ」と呼びます。
形状は「トランクス」に似ていますが、素材は吸収性が高い綿を採用し、下半身に程よくフィットする下着になるわけです。
丈は足の付け根よりも少し下あたりのものが大半ですが、中にはローライズといった股下部分がかなり短いタイプもあります。
また、前開きが多く、下着をずらさずに小便ができるものと、あえて前が開かない形状も出ているパンツです。
「トランクス」とは?
若い世代から中高年まで幅広い年代が履く「トランクス」は、半ズボンより丈がかなり短い下着を指します。
現在のような形状になったのが1925年で、エバーラスト社というボクシングの用品を主に作って販売していた会社が、ボクサー用のウェアをより履きやすいゴム紐にしたことで「トランクス」が誕生します。
1935年に入ると戦争の影響で色や柄が多様にある古着が使われるようになり、「トランクス」にも柄や色にも多様になったのです。
「ボクサーパンツ」と「トランクス」の違い
「ボクサーパンツ」と「トランクス」の違いを、分かりやすく解説します。
2000年代に入ってから多くの男性が穿き出した「ボクサーパンツ」は、ck カルバン・クラインが1992年に販売したパンツが人気を集め、日本中で選ばれる下着になったのです。
穿き心地と手触りの良さを含め、色や柄も非常に豊富なところが若者の気持ちを掴みます。
全体的に伸縮性が高く、吸収性に優れている特徴もあります。
もう一方の「トランクス」は腰部分がゴムで伸縮性に優れ、人前でも履き替えやすいところが人気に拍車をかけました。
大きめにできているため開放感があり、お腹周りを締め付けないのも穿きやすいところです。
まとめ
男性が履く下着の種類を2つご紹介しましたが、誕生秘話、大きさ、伸縮性といった部分に違いがあります。
実際に手に取ったり、穿いて違いを比較してみるといいでしょう。