この記事では、「拝殿」と「本殿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「拝殿」とは?
「拝殿」は「はいでん」と読みます。
「拝殿」は、「神社の本殿の前にあり、祭典を行い、参拝者が拝礼をする場所」という意味があります。
例えば、神社に初詣に行くとき、願い事をする場所が、本殿の前に設置されている拝殿ということになります。
「拝殿」の形として、中央に対して、縦長になっているタイプと、横長になっているタイプのものがあります。
「本殿」とは?
「本殿」は「ほんでん」と読みます。
「本殿」は「神社で、祭神を安置する建物のこと」という意味があります。
神社には、それぞれ何人かの神様を祀っていますが、神様を安置するための建物が「本殿」ということになります。
神社にとって、最も大切な場所で、神社の中心的な建物ということができます。
ただし、ご神体が「山」や「岩」という神社があり、その場合は、「本殿」がない場合があります。
山や岩に、神様が宿っていると考えられているためです。
「拝殿」と「本殿」の違い
「拝殿」と「本殿」の違いを、分かりやすく解説します。
「拝殿」も「本殿」も、神社の建物の一つという共通点があります。
しかし、神様を安置するための建物で神社の中心的な建物なのが「本殿」なのに対して、「拝殿」は、参拝者が参拝をするための建物という大きな違いがあります。
また「本殿」よりも、前に設置されているのが「拝殿」という違いもあります。
このように「拝殿」は「参拝するための建物」、「本殿」は「神様を安置するための建物」という大きな違いがあることが分かります。
まとめ
「拝殿」と「本殿」の違いについて見てきました。
「拝殿」と「本殿」は、神社の建物という共通点があります。
しかし、「拝殿」は参拝するための建物で、「本殿」は、神様を安置するための建物という違いがありました。
次に神社に行くときは、2つの建物の違いを意識してみてはいかがでしょうか。