この記事では、「めんどくさい」と「やりたくない」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「めんどくさい」とは?
もうこれ以上やるのが億劫と感じてしまう気持ちを言葉にするとき「めんどくさい」といいます。
元々は「わずらわしい」という意味がある「面倒」と、協調を示す「くさい」を掛け合わせた言葉で、勉強ばかりしていると辛くなり、気分的に気がのらないといった状態に陥ってしまう状態を指すわけです。
このような状態が続けば、何事にも積極的にやろうとする気持ちが失せてしまい、人間関係を築くだの、仕事でも頑張って成果を出そうと思えない人になってしまいます。
「やりたくない」とは?
自ら積極的に物事をやろうという気持ちが欠けた状態を示す言葉が「やりたくない」です。
同じ作業をずっと続けていると気がひけてしまい、やる気を失ってしまうとき人は行動したがらなくなります。
また、汚い物を触りたくないと思う状況や、嫌いと思う作業はできないと思うとき、手を出したくないと思う人の心境を伝えるのです。
「めんどくさい」と「やりたくない」の違い
「めんどくさい」と「やりたくない」の違いを、分かりやすく解説します。
何度も同じ行為ばかりしているとあきてしまい、それ以上続けたいと思えなくなるため「めんどくさい」と思ってしまうのです。
とくに、疲れている状態であったり、面白くないと思うことに挑戦するのは無理と思うときは面倒と感じ、動きたくない気持ちを表します。
もう一方の「やりたくない」はやる気力が出ないとき、人が消極的になり、関わりたくないと思う気持ちを表す言葉です。
「めんどくさい」の例文
・『また最初から始めるのはめんどくさいと思い、練習をやめた』
・『めんどくさいと思わないように、得意とする分野から取り掛かる』
「やりたくない」の例文
・『今日は腕が痛いので、投球の練習はやりたくないと顧問に伝えた』
・『ずっと瓦割りの練習しているので、もうやりたくないと拒否した』
まとめ
人が意欲を失う状態を示す言葉を2つご紹介しましたが、どの状況であればどう使えばうまく自分の気持ちを伝えられるか学んでみるといいでしょう。