この記事では、「抱擁」と「ハグ」の違いについて紹介します。
抱擁とは?
抱擁とは、親愛の情を持って相手を抱きしめることをいいます。
夫婦や恋人同士、親子など非常に親密な間柄で行われることがほとんどです。
例えば、遠距離恋愛でしばらく会えなかった恋人と久しぶりに会った時などに抱きつくことを抱擁するといったりします。
親友など家族以外の人と抱擁することもあります。
夫婦や恋人同士の場合には、性的なニュアンスが含まれることもあります。
ハグとは?
ハグとは愛情表現の一種で、腕で相手を抱きしめることをいいます。
挨拶の一つとしても行われており、その場合にはお互いにハグをし合う形になります。
英語の「hug」をそのまま日本語読みした言葉です。
日本には元々、ハグをする文化はありませんでした。
欧米では家族や友人、知人などある程度親しい間柄であれば気軽にハグをします。
初対面でも挨拶としてハグをすることもあります。
それが日本に伝わり、若い世代だとハグをする人も増えてきています。
スポーツシーンなどでは、チームメイトや対戦相手などを称えるためにハグをしている姿を見かけることも多いです。
ただし、まだまだ一般的ではなく、恋人同士や夫婦などごく親しい間柄に限られます。
抱擁とハグの違い
抱擁もハグも相手を抱きしめることをいいますが、抱擁は親愛の情があるごく親しい間柄に限られることが多いです。
ハグは挨拶代わりに行われることもあるものなので、親密な間柄ではなくても行います。
また、抱擁という言葉には少し古風な印象があります。
ハグにはカジュアルな雰囲気があるので、若い世代の場合にはハグと表現することが増えています。
まとめ
抱擁は恋人同士や夫婦、親子など親密な間柄で行われるものですが、ハグは友人や知り合いなどの間でも行われるものです。
抱きしめる相手への親愛の情が強いのが抱擁で、ハグは親愛の情が強い場合もありますしそれ程ではない場合もあります。