「廃却」と「廃棄」の違いとは?分かりやすく解釈

「廃却」と「廃棄」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「廃却」「廃棄」の違いを分かりやすく説明していきます。

「廃却」とは?

工場では、鉄や金属を捨てるとき「廃却」【はいきゃく】すると使い、専用の機械で砕いたり、安全な仕方で捨てる方法を指します。

また、「廃却部品をまとめる」といえば、捨てるものを分別して処分するという意味が込められているのです。

「却」には訓読みで「しりぞける」という意味があり、元は必要な物ではあっても必要なくなったので、処分するという行為を指す言葉になります。


「廃棄」とは?

スーパーやコンビニで消費期限が切れた食品を捨てるとき「廃棄」【はいき】するわけです。

訓読みで「棄」という文字を「すたれる」という意味が込められていて、それが捨てるといった意味になります。

このように以前は売買されて、利益になっていたものでも腐ったり、不要な物を適切に処分してきれいにするという意味で使われている言葉です。

一般家庭においても「賞味期限が切れた食べ物は廃棄する」といい、食べられる物と別にしてゴミに出すのです。


「廃却」と「廃棄」の違い

「廃却」「廃棄」の違いを、分かりやすく解説します。

もう使われなくなった物を安全に法律や規則にのっとって処分することを「廃却」といいます。

工場ですっかりお役目が無くなった部品を捨てるとき、「この鉄骨を来週までに廃却する」といって、有害物質が出ないように決められた方法で処分するわけです。

もう一方の「廃棄」はもうその店や家庭ではすっかり使わない状態であり、不要であるためゴミとして捨てられる物を処分するときに使います。

主に、賞味期限が迫っている弁当や惣菜、お菓子といった人が口にするものを処分する行為を指すのです。

「廃却」の例文

・『倉庫にある瓦をまとめて廃却処分するための手続きをした』
・『山積みになっている木材を業者に依頼して廃却する』

「廃棄」の例文

・『コンビニの売れ残った肉弁当をまとめて早朝5時に廃棄処分する』
・『店頭で販売する賞味期限が切れそうな調味料は、廃棄する方針だ』

まとめ

似ている言葉を2つご紹介しましたが、工場や町工場などで出る不要な物を捨てることを「廃却」といい、食品を扱う店や家庭で不用品を処分するときは「廃棄」と覚えておくといいでしょう。