埼玉県の川越市にある、部活や女子大学への進学で有名な高校として「山村学園高校」というものがあります。
それでは、この「山村学園高校」とはどういう意味でしょうか。
また、「山村国際高校」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「山村学園高校」と「山村国際高校」の違いを分かりやすく説明していきます。
「山村学園高校」とは?
「山村学園高校」とは、学校法人山村学園が経営する埼玉県川越市にある高等学校のことです。
もともとは大正時代の裁縫学校から女子高校を経て、2008年になって男女共学になったため、基本的には女子校で会った時の校風やカリキュラムをベースにしています。
高校としてはかなり平均的で、部活動も進学もある程度にレベルを保っています。
「山村国際高校」とは?
「山村国際高校」とは、学校法人山村学園が経営する埼玉県坂戸市にある高等学校のことです。
前述の「山村学園高校」が女子校であった時に「第二」の高校として開校しました。
しかし、男女共学になったのは1999年であり、こちらのほうがかなり早かったことを皮切りに独自の路線を打ち出すようになっています。
「山村学園高校」と「山村国際高校」の違い
「山村学園高校」と「山村国際高校」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの学校は、前述のように学校法人山村学園が埼玉県で経営する高等学校であり、もともとは同じ女子学校から始まっていることは同じですが、成り立ちに違いがあり、それによって学校としての特徴が違います。
2つの高校の母体は1922年にできた裁縫学校でしたが、その後女子校として発展しました。
もともとあった「山村女子高校」に加えて「山村第二女子高校」ができ、本校が川越市に移転するにあたって「山村第二女子高校」が「山村国際女子高校」に改名、さらに共学化して「山村国際高校」になりました。
この経緯から「山村国際高校」は、「山村学園高校」のサブ高校としての位置付けであったものから、先に共学化し、独自のキャラクターを持つようになりました。
その結果極めて一般的な高校である「山村学園高校」に対して、ライフデザインコースを持つ、生活に根付いた特徴を持つ「山村国際高校」という違いが現れています。
まとめ
この記事では、「山村学園高校」と「山村国際高校」の違いを、解説してきました。
この2つの高校は学校法人山村学園が経営する高等学校ですが、これ以外にも保育科専門の「山村学園短期大学」もあります。
この機会に、埼玉県の他の学校に関しても知っておくのも良いでしょう。