この記事では、「ナイレックス」と「トイクロス」の違いを分かりやすく説明していきます。
布の違いを学んでいきましょう。
「ナイレックス」とは?
ソーイングに夢中になると、気になるのが布地の差です。
最近よく見かけるのが、ナイレックスという生地。
マスコット人形やぬいぐるみに適した布で、もこもことした感触があります。
フェルト生地に風合いが似ていて、つい触ってみたくなります。
フェルトよりも薄くてハリがあり、使いやすい素材です。
手で何度も触れても毛羽立ちが少ない、ビロードのような上品さもあります。
「トイクロス」とは?
トイクロスも、人気が増えている布地です。
適度なハリがあって、滑らかなツヤも楽しめます。
ポリエステルで作られているので、適度な強さもあります。
薄いジャージのような生地感をしていて、表面はしっとりとしています。
ハサミをどこから入れても見た目が美しく、切りっぱなしでも綺麗にきまります。
最大の特徴は、マジックテープで貼り合わせていける所。
加工がしやすいので、最近では保育園の立体絵本にも使われています。
つい触りたくなる質感のため、小さな子のおもちゃに人気があります。
「ナイレックス」と「トイクロス」の違い
「ナイレックス」と「トイクロス」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも手芸で人気の素材です。
どちらもポリエステル等で、作られています。
パステルカラーからビビッドな色合いまで、多数の色が出されています。
ナイレックスは毛足が短いのでぬいぐるみ用に、トイクロスは絵本やおままごと用のおもちゃに使われることが多いです。
またトイクロスはマジックテープを貼れるので、大掛かりな小道具をつくりたい時にも向いています。
小さなマスコットキャラクターを作りたい時はナイレックス、大判の絵本を作るならトイクロスと、使い分けてもいいです。
まとめ
「ナイレックス」と「トイクロス」の違いを分かりやすくお伝えしました。
素材の差を知って、ソーイングに役立ててください。