この記事では、「スレキ」と「シーチング」の違いを分かりやすく説明していきます。
ソーイングのヒントにしてください。
「シーチング」とは?
手芸店で山積みされているのがシーチングです。
綿で作られていて、適度なハリもあります。
手に持った時に重厚感もあるので、安っぽく見えないことも人気のひとつとなっています。
アイロンをかけてパリッとさせたような風合いが自慢です。
コットンなので風通しが良く、肌に触れるものに良く使われています。
この生地を使って枕カバーを作る方も多いです。
まち針で留めやすいので扱いもしやすく、手芸初心者の方にも好まれています。
ミシン縫いにも適していて、気軽にバッグやシャツを作れます。
また生地も安く売られているので、試作品を作りたい時にもおすすめです。
失敗を怖がらず、気軽にソーイングの世界を開けてくれます。
「スレキ」とは?
スレキとはジーンズのポケットで見かける、裏地に使われる素材です。
こちらも綿で作られています。
スレーキと呼ばれることもあるようです。
とても薄い生地で作られているので表地の邪魔をせず、ひっそりと寄り添ってくれます。
また見ため以上に造りがしっかりしているので破れにくく、安心して使えます。
多くが白やグレー、アイボリーなどの控えめな色で仕立てられています。
透けにくく出来ていて、細やかな気配りがうれしいです。
「スレキ」と「シーチング」の違い
「スレキ」と「シーチング」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも綿で織られた布地をあらわします。
ポリエステルにはない、上品さを感じさせてくれます。
スレキは表地に使われることが多く、反対にシーチングはポケット用など裏地として使われます。
見せる面に用いるのがスレキ、見えない面に使われるのがシーチングと心得ておくといいでしょう。
まとめ
「スレキ」と「シーチング」の違いを分かりやすくお伝えしました。
それぞれの差を知って、布選びのヒントにしてください。