この記事では、「スティラコサウルス」と「トリケラトプス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スティラコサウルス」とは?
スティラコサウルスとは、白亜紀後期の北米大陸に生息していた角を持った恐竜です。
ケラトプス科セントロサウルス亜科に属しています。
スティラコサウルスという名前は、棘のあるトカゲという意味になります。
フリルと呼ばれる骨質の装飾があり、棘のようなホーンレットが3対あります。
その下には小さなホーンレットもあり、派手な装飾をしているのが特徴です。
鼻には角が1本あります。
大きさは体長5. 5m程で、体重は2. 7t程と考えられています。
「トリケラトプス」とは?
トリケラトプスも、白亜紀後期の北米大陸に生息していた角を持つ恐竜です。
ケラトプス科カスモサウルス亜科に属しています。
トリケラトプスという名前はギリシャ語で、「トリ」が「3つ」、「ケラ」が「角」、「トプス」が「顔」を表しています。
3つの角を持つ顔という意味になります。
その名前の通り角が3本あります。
また、縦のようなフリルがあるのも特徴です。
「スティラコサウルス」と「トリケラトプス」の違い
スティラコサウルスもトリケラトプスも角を持つ恐竜ですが、生息していた年代には違いがあります。
スティラコサウルスは白亜紀のカンパニアン期と呼ばれる7500万年前頃に生息していました。
トリケラトプスは、同じ白亜紀ですがマーストリヒチアン期の6600万年前頃に生息していた恐竜です。
また、体の大きさはトリケラトプスの方が、スティラコサウルスよりも大きいです。
スティラコサウルスはサイぐらいの大きさですが、トリケラトプスはゾウくらいの大きさがあります。
スティラコサウルスには角とホーンレットを合わせると7本あり、トリケラトプスには角が3本あります。
まとめ
スティラコサウルスとトリケラトプスの違いには、生息していた年代や角の数、体の大きさ等が挙げられます。