この記事では、「スカジャン」と「ブルゾン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スカジャン」とは？
「スカジャン」とは背中に大きく派手な刺繍が施されているジャンパーコートです。
その中でも布地が化学繊維でできているジャンパーだけが「スカジャン」という事もあります。
第二次大戦終戦後に横須賀に駐留していたアメリカ軍兵士の間で、ジャンパーコートに龍や虎などの柄を刺繍したものが土産物として流行しました。
日本人もそれを気に入りヨコスカジャンパーという名前で着用し、名前が長いので略称で呼ぶようになったのが「スカジャン」です。
「ブルゾン」とは？
「ブルゾン」とは丈の短いアウターの上着の総称です。
総称としては作業着などにも使われる厚手のジャンパーコートも「ブルゾン」に含まれます。
ただしアウターのジャンルとしてジャンパーコートと区別して使われることも多く、その場合はジャンパーよりも薄手でカジュアルなアウターが「ブルゾン」です。
また防寒具や作業着の側面が強く地味なものも少なくないジャンパーに比べると、ファッション性が高いものが多いのも「ブルゾン」の特徴でしょう。
「スカジャン」と「ブルゾン」の違い
「スカジャン」と「ブルゾン」の違いを、分かりやすく解説します。
背中にオリエンタル柄などの大きな柄が刺繍されているジャンパーコートが「スカジャン」で、ジャンパーよりカジュアルで丈の短いアウターが「ブルゾン」です。
「スカジャン」は龍や虎などのオリエンタルで大きな刺繍によってファッション性を出しています。
しかし「ブルゾン」は大きな刺繍以外のデザインでファッション性を出している物がほとんどです。
まとめ
「スカジャン」はジャンパーの背中にオリエンタル柄の大きな刺繍を施したものです。
それに対して「ブルゾン」はジャンパーも含めた総称として使われることもあるものの、ジャンパーより布地が薄くカジュアルでファッション性の高いアウターを指すことが多いでしょう。
ジャンパーの亜種である「スカジャン」と「ブルゾン」は布地からして違うものです。
