「穏やか」と「朗らか」と「明るい」の違いとは?分かりやすく解釈

「穏やか」と「朗らか」と「明るい」の違いとは?生活・教育

この記事では、「穏やか」「朗らか」「明るい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「穏やか」とは?

「穏やか」「おだやか」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「静かで平和な様子」という意味で、ゆったりとして安らかな様子を言います。

2つ目は「落ち着いていて物静かな様子」という意味で、気持ちが安定していて、イライラせずに済む様子を言います。

3つ目は「刺激が少なく馴染みやすい様子」という意味で、極端ではなく受け入れ易い様子を言います。

上記に共通するのは「落ち着いている」という意味です。


「穏やか」の使い方

「穏やか」は名詞・形容動詞として「穏やかだ・である」と使われたり、形容詞として「穏やかな」と使われたり、副詞として「穏やかに」と使われたりします。

基本的に、刺激が少なく、静かで落ちいていて馴染み易い様子に使われる言葉です。


「穏やか」の例文

・『彼はいつでも穏やかで話しかけ易い』

「朗らか」とは?

「朗らか」「ほがらか」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「心に曇りがなく、はればれとしている様子」という意味で、心の底から晴れやかな様子を言います。

2つ目は「空が晴れ渡っている様子」という意味で、天気が良く日差しが光っている様子を言います。

3つ目は「広く開けて光が入る様子」という意味で、物同士に隙間があり、向こうが見える様子をいいます。

4つ目は「はっきりと見える様子」という意味で、ぼんやりした部分がない様子をいいます。

上記に共通するのは「はっきりと明るい」という意味です。

「朗らか」の使い方

「朗らか」は名詞・形容動詞として「朗らかだ・である」と使われたり、形容詞として「朗らかな」と使われたり、副詞として「朗らかに」と使われたりします。

基本的に、すっきりと晴れやかな様子に使われる言葉です。

「朗らか」の例文

・『彼女は朗らかに笑った』

「明るい」とは?

「明るい」「あかるい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「光が十分に当たっていて物が良く見える状態」という意味で、日差しなど光源が十分ではっきり見える様子をいいます。

2つ目は「将来に希望が持てる様子」という意味で、先行きが好ましくなると予測されることを言います。

3つ目は「性格や雰囲気などが陽気であること」という意味で、笑顔を浮かべたり、快活な性格のことを言います。

4つ目は「うしろめたい所がない」という意味で、公明正大なことを言います。

5つ目は「その物ごとに通じている」という意味で、知識や経験が豊富なことを言います。

上記に共通するのは「はっきりしている」という意味です。

「明るい」の使い方

「明るい」は形容詞として使われたり、副詞として「明るく」と使われたり、名詞として「明るさ」と使われたりします。

基本的に、光が十分にあってはっきりしている様子や、陽気な性格に使われる言葉です。

「明るい」の例文

・『子供たちに明るい未来が待っている』

「穏やか」と「朗らか」と「明るい」の違い

「穏やか」「刺激が少なく、静かで落ちいていて馴染み易い様子」という意味です。

「朗らか」「すっきりと晴れやかな様子」という意味です。

「明るい」「光が十分にあってはっきりしている様子」「陽気な性格」という意味です。

まとめ

今回は「穏やか」「朗らか」「明るい」について紹介しました。

「穏やか」「落ち着いている」「朗らか」「晴れやか」「明るい」「はっきりとして陽気」と覚えておきましょう。