この記事では、「ウグイス」と「メジロ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウグイス」とは?
「ウグイス(鶯)」とは、スズメ目ウグイス科ウグイス属に分類されている鳥類のことを言います。
全長は14〜16㎝で、全国各地の平地や山地の林や藪に生息しています。
雄は雌よりも、一回り大きい体型をしています。
体の色は茶褐色と灰色であまり目立ちません。
「ウグイス」は「日本三鳴鳥」の一つで、「ホーホケキョ」と鳴く鳥として知られていますが、その姿は意外と見つけにくいかもしれません。
「メジロ」とは?
「メジロ(目白・繍眼児)」とは、スズメ目メジロ科メジロ属に属している鳥類のことを表しています。
全長は12㎝で、全国各地の平地や山地の林に生息しています。
市街地の公園などでも見ることができます。
体の色は黄緑色をしていて、目の周りが白いのが特徴です。
「メジロ」は甘いものが大好きで、春は梅や桜の花の蜜を吸っている姿を、秋は熟した柿をついばんでいる様子を目にすることができます。
「ウグイス」と「メジロ」の違い
「ウグイス」と「メジロ」の違いを、分かりやすく解説します。
「メジロ」は「ウグイス」に間違われやすい鳥としても知られています。
「メジロ」は黄緑色をしていますが、「ウグイス」は茶褐色と灰色で、地味な色をしています。
また、「メジロ」は見かけやすい鳥ですが、鳴き声は「ウグイス」ほど、特徴的ではありません。
一方、「ウグイス」は警戒心が強く、あまり姿を見せないので、鳴き声の印象だけが大きくなっているかもしれません。
鶯色は灰色っぽい緑褐色をしていますが、こちらも「メジロ」のような鮮やかな黄緑色と勘違いされやすいようです。
「ウグイス」と「メジロ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「ウグイス」の英語表記は「Japanese bush warbler」、「Japanese Nightingale」になります。
そして、「メジロ」は英語で「Japanese white-eye」、「warbling white-eye」などと表記します。
「ウグイス」と「メジロ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。