この記事では、「食卓塩」と「アジシオ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「食卓塩」とは?
メキシコの天日塩から作られている調味料が「食卓塩」【しょくたくえん】です。
天日塩を水で溶解し、取り出した塩水を立釜で煮詰めて、乾燥させた後、炭酸マグネシウムを混ぜて作る塩はべたつかず、さらっとしているので振りかけやすく、食材の味を失わないのが魅力の塩です。
この「食卓塩」は茹で卵や焼き鳥、野菜炒めなど幅広い料理に使われている赤い蓋の100g入り瓶タイプや、詰め替えができて環境に優しい300gの袋入りが販売中です。
また、シリーズに長崎県産のにがり入り塩や、緑の蓋が目印の減塩タイプもあります。
「アジシオ」とは?
グルタミン酸ナトリウムを含む「アジシオ」は、昆布の旨みがいきた塩です。
コーティングしてあるグルタミン酸ナトリウムであるため湿りにくいため、料理にかても旨みが溶けにくいので味をしっかり感じられます。
使われている塩の産地は水がきれいな瀬戸内前岡山に限定しており、衛生面にも配慮する岡山の工場で乾燥させた「アジシオ」が全国へと発送されるのです。
国産で、チーズの美味しい成分と同じうま味を含むため数回振るだけで料理の味を引き立てます。
「食卓塩」と「アジシオ」の違い
「食卓塩」と「アジシオ」の違いを、分かりやすく解説します。
食材にまんべんなく振りかけやすく、料理の旨みを引き立てる調味料を「食卓塩」といいます。
公益財団法人の塩事業センターで作られている商品で、メキシコの天日塩を使っている塩です。
国内では赤い蓋の瓶に入れて、日本中に出荷しています。
最近は“HELLO KITTY”(ハローキティ)が描かれている瓶入りの「食卓塩」も出ています。
もう一方の「アジシオ」の産地は瀬戸内前岡山で、味の素KKから販売している商品です。
トマトと同じうま味成分を含んでいるため、少しの量でも食材の味を引き立てる商品です。
片手で簡単に開く蓋を採用し、握りやすい形状の110g入りワンタッチ瓶に入れて出荷しています。
環境も考えた100gの袋入り詰め替え用も販売し、表に瀬戸内の海を意識させる鮮やかな青い色が目印の袋や瓶入りも販売中です。
まとめ
2種類の塩をご紹介しましたが、販売している企業や含まれているもの、容器などに違いがありますので、自分なりに資料や店などで比較してみるといいでしょう。