この記事では、「インドカレー」と「タイカレー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インドカレー」とは?
「インドカレー」は、スープになる原料が香辛料で構成されています。
なので、乾燥させた香辛料が現在でいう「インドカレー」になり、日本のように固形のルゥを使用していない点が特徴です。
なお、インドは昔は、生の構想をつぶして香辛料という原型を作っていたのですが、イギリスが乾燥させた香辛料というものを発明したので、この方法は素晴らしいとなり、現在では、香辛料を使用したものが「インドカレー」になりますが、もともとは、生の食材を切り刻んでスープとしたのが「インドカレー」です。
もっと言えば、「インドカレー」は、仏教によって食べることが可能な食材も異なるので地域ごとにそして具材も異なります。
「タイカレー」とは?
「タイカレー」は、昔ながらのインド流のカレー作りの方法を取り入れたカレーです。
なので、生の野草をつぶして香辛料になるようにしたうえで、ナンプラーというしょうゆを味付けに用います。
そしてタイは、仏教国なので、具材に牛を使用することがNGなので、新鮮な魚とか、牛以外の肉を用いるというのが特徴です。
「インドカレー」と「タイカレー」の違い
両者の違いは、香辛料を使用するか、具材において宗教上食べてはいけないものが存在するという点が違います。
「インドカレー」は、香辛料で構成されたスープになり、宗教上食べてはならないのが豚と牛です。
一方「タイカレー」は、生の野草が香辛料の代わりとなり、宗教上食べてはいけない具材は、牛になります。
さらに「タイカレー」は風味付けでナンプラーを使用することもありますがこれについては使用しないこともあります。
まとめ
「インドカレー」は、元々「タイカレー」と同じ製法で作っていて、乾燥した香辛料を使用せず、生の香辛料となる食材をつぶしてました。
しかしイギリスが乾燥香辛料を開発するとそれは素晴らしいという考えに陥り、今現在は乾燥香辛料を使用して宗教に応じた食材を入れてカレーとしました。
一方、「タイカレー」は、インドの昔ながらのカレー作りになり、あえて乾燥香辛料を使用せず生食材にこだわります。
日本はカレー作りにおいては、ルゥという感想固形物を使用したり、だしを入れたりするので、日本も日本で独自のカレーの作り方があります。