「しらたき」と「春雨」の違いとは?分かりやすく解釈

「しらたき」と「春雨」の違い食べ物・飲み物

細長く食感が特徴的な食材として「しらたき」「春雨」があります。

よく似たこの二つの食材はどのような違いで区別されるのでしょうか。

今回は、「しらたき」「春雨」の違いを解説します。

「しらたき」とは?

「しらたき」とは、「こんにゃく芋を原料に作られる細長い形状をしていてクニュクニュとした食感が特徴的な食材」です。


「しらたき」の使い方

こんにゃくを原料に作られる食材として有名なのか「こんにゃく」です。

弾力のある食感が特徴的なこんにゃくは日本のため世界でも日本でしか食べられていません。

一般的なこんにゃくは平たくて四角い形状に製造されますが、「しらたき」もこんにゃくとほぼ同じ原料と製法で作られています。

「しらたき」は簡単に言ってしまえば「細長いこんにゃく」です。

そばや麺のように細長い形状が特徴で同じやつやから見やすいことから鍋や煮込み料理に使われます。

同じように細長いこんにゃくとして「糸こんにゃく」がありますが、こちらは通常の方法で製造されたこんにゃくを細長く切って加工したものであり製造段階から細長い形状で生産される「しらたき」とは別物です。


「春雨」とは?

「春雨」とは、「豆やじゃがいもから取れるでんぷんを主原料に作られる食材」です。

「春雨」の使い方

主に中国料理で使われる食材で歯ごたえのある食感が特徴です。

「春雨」そのものにはほとんど味も風や風味がありません。

調味料や出汁の味を良くすることから濃いめの味付けで調理するとたっぷりと旨味を吸って美味しく仕上がります。

「しらたき」と「春雨」の違い

「しらたき」「春雨」はどちらも透明に近いので食感が印象的な食材ですが主原料は全く異なります。

「しらたき」がこんにゃく芋から作られるこんにゃくの一種であるのに対し、「春雨」はでんぷんが主原料です。

どちらも似たような見た目ですが「しらたき」は非常にカロリーが低くダイエット向きの食材として世界中で食されています。

同じような見た目でもでんぷんから作られる「春雨」は100グラムあたり約80キロカロリーもありダイエットには不向きです。

まとめ

見た目が似ていても「しらたき」「春雨」は別物です。

食材としての特徴も向いている料理方法も全く異なるのでそれぞれの食材にふさわしい調理方法で美味しく頂きましょう。