空気のコンディションを保つ電化製品として「空気清浄機」と「加湿器」があります。
この2つにはどのような機能の違いがあるのでしょうか。
今回は、「空気清浄機」と「加湿器」の違いを解説します。
「空気清浄機」とは?
「空気清浄機」とは、「空気中に漂う物質などを取り除いてきれいにする機械」を指す言葉です。
「空気清浄機」の使い方
空気中には目に見えない微細な物質がたくさん漂っています。
布団や洋服から舞い散るほこりや植物が飛ばす花粉など、小さすぎて目に見えないだけで空気にはゴミがいっぱい浮いていると言っても過言ではありません。
空気中に漂うほこりや花粉などの汚れを取り除ききれいにする機械が「空気清浄機」です。
空気を吸入し特殊なフィルターで大気に漂う汚染物質をこし取ってきれいになった空気を排出する仕組みで、汚れを取り除くだけでなく臭いの原因物質やアレルギーなども取り除いてくれるので清浄な空気の中で快適に過ごせます。
「加湿器」とは?
「加湿器」とは、「空気の湿度を高める機械」です。
「加湿器」の使い方
空気中には一定の水分が含まれています。
乾燥して空気中の水分量が減ると手がかさついたり喉を痛めたりなど体に悪い影響を及ぼします。
乾いた空気に湿気を加えて湿度を高める機械が「加湿器」です。
乾燥によるさまざまなダメージを防ぐ機械で特に暖房器具の使用により空気が乾燥しやすい冬場に活躍します。
「空気清浄機」と「加湿器」の違い
どちらも空気に作用する機械ですが汚れを取り除いてきれいにするのが「空気清浄機」で、水分を加えて湿度を高めるのが「加湿器」という違いで区別されます。
「空気清浄機」では空気の乾燥を解決できず「加湿器」だけを使っても空気の汚れはそのままです。
まとめ
「空気清浄機」と「加湿器」は全く別の用途に使う機械です。
最近は「空気清浄機」と「加湿器」がひとつになった空気を理想的な状態にコントロールできる機械もあります。
それぞれの機械の役割を理解した上で正しく使いましょう。