「興味を持つ」と「関心を持つ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「興味を持つ」と「関心を持つ」の違いとは?違い

この記事では、「興味を持つ」「関心を持つ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「興味を持つ」とは?

「興味を持つ」とは物事に面白さを感じ心が惹かれることです。

それがなにか注意していないといけないものだから注意するのではなく、面白かったり自分が好きな要素があるから気になるようになってしまうことを指します。

そのため興味を持つという場合、興味を持った本人はその物事に好意的な印象を抱いていることがほとんどです。


「関心を持つ」とは?

「関心を持つ」とはその物事に注意を向けたり気にかけることです。

興味と同じように好奇心などからついつい気が向いてしまうようになったことを指す場合もあれば、それを意識していないとまずいことになるかもしれないから注意するという場合にも使われます。

そのため好意的に見ていることもあれば、それをどうにか解決しないといけないとネガティブな印象で捉えられていることもあるのが関心を持つです。


「興味を持つ」と「関心を持つ」の違い

「興味を持つ」「関心を持つ」の違いを、分かりやすく解説します。

その物事に面白さを感じて心が惹かれるようになるのが「興味を持つ」で、その物事に注意を向けたり気にかけたりするようになることが「関心を持つ」です。

「興味を持つ」は対象を好意的に思っているから気にかける場合に使われる言葉ですが、「関心を持つ」は対象を好意的に思っている場合にも警戒している場合にも使われます。

「興味を持つ」の例文

・『古典文学に興味を持つ』
・『理科の実験から科学の分野に興味を持つようになった』

「関心を持つ」の例文

・『株を始めるなら経済に関心を持つべきだ』
・『地球温暖化の実感から自然保護に関心を持つようになった』

まとめ

好意的な感情から気にかけたり心が惹かれるようになることが「興味を持つ」で、良いか悪いかを別にして気にかけるようになることが「関心を持つ」ことだと区別できます。

興味を持つ場合それを魅力的に思っていますが、関心を持つ場合それを悪いことや解決スべき問題だと思っている場合も多いです。

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