「揃う」と「並ぶ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「揃う」と「並ぶ」の違いとは?違い

「揃う」「並ぶ」は物が集まった時に使う言葉です。

この記事では、「揃う」「並ぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「揃う」とは?

「揃う」「そろう」と読む言葉であり、物の大きさや形が同じになることを表す時に使います。

「揃う」は2つ以上のものが集まった時に使うことばであり、これらが整然と「並ぶ」ことや調和すること、必要なものが集まることを表す時にも使うことが可能です。

同じ物が集まっていることを表す言葉には「お揃い」があり、こちらはペアルックや同じファッションアイテムを持っていることを表します。


「並ぶ」とは?

「並ぶ」とは列を作ることを表す言葉であり、1つに連なることや隣り合うことを表します。

「並ぶ」「双ぶ」「列ぶ」と書くことが可能です。

「並ぶ」はこれ以外にも実力や能力などに優劣がないことや匹敵すること、対等であることを表す時にも使います。

「並ぶ」の類義語には「列する」「連なる」がありますが、一般的な会話では「並ぶ」の方がよく使われます。

「並列」は同種のものが左右に「並ぶ」ことを表す言葉です。


「揃う」と「並ぶ」の違い

「揃う」は2つ以上のものが集まることや、物の大きさや形が同じことを表す言葉です。

「並ぶ」は列を作ることや連なること、実力や能力が対等であることを表す言葉です。

「揃う」の例文

・『荷物が揃う前に少しだけ休憩を入れて予定を確認しました』
・『全員が揃うまでまだ時間があるので、先にお店に入ってしまいましょう』

「並ぶ」の例文

・『その試合のために彼は朝から入場待ちエリアで並ぶことを決めました』
・『天下に並ぶものなしと言われた武将も、後年ではすっかり妻に頭が上がらなかったそうです』

まとめ

「揃う」は2つ以上のものが集まることや大きさや形が同じことを表す言葉です。

「お揃い」は同じファッションやアイテムを持っていることを表す時に使います。

「並ぶ」は列を作ることや能力が対等であることを表す言葉です。

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