「焼き飯」と「五目焼き飯」はどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「焼き飯」と「五目焼き飯」の違いを解説します。
「焼き飯」とは?
「焼き飯」とは、「炊いた米に具材を混ぜ高温で焼いたり炒めたりして調理する米料理」です。
「焼き飯」の使い方
炊いたご飯に肉や野菜などの具材を合わせ加熱調理した米料理を指します。
米をフライパンや鉄鍋で加熱した料理全般を指す言葉で、中華風の「チャーハン」やインドネシア風の「ナシゴレン」など米を焼いたり炒めたりして作る料理の総称です。
西日本を中心に使われている言葉であり東日本でも意味は通じますが食堂のメニューなどではあまり用いられていません。
「五目焼き飯」とは?
「五目焼き飯」とは、「炊いた米といろいろな具材を混ぜ合わせ焼いたり炒めたりして作る米料理」です。
「五目焼き飯」の使い方
「五目焼き飯」の「五目」とは「いろいろな具材」を意味します。
普通よりも具材の種類と量が多い焼きそばを「五目焼きそば」多彩な具材を使ったちらし寿司を「五目寿司」というように、いろいろな具材を使った豪華な米料理が「五目焼き飯」です。
「焼き飯」と「五目焼き飯」の違い
「焼き飯」と「五目焼き飯」の違いは「具材」です。
米とシンプルな具材だけで作るのが「焼き飯」で、具材の種類や量が通常よりも多いものを「五目焼き飯」といいます。
米を多めの油で焼き炒めて作る調理方法は基本的に同じで味付けにも違いはありません。
「焼き飯」の具材が多い豪華版が「五目焼き飯」です。
食堂などで提供される場合は「焼き飯」よりも「五目焼き飯」のほうが高い値段に設定されていることが多く上位グレードのメニューとして提供されています。
使用する具材に決まりはなく「焼き飯」には入れないエビヤイカなど海鮮の具材を「五目焼き飯」に使って差別化する店もあります。
まとめ
「焼き飯」と「五目焼き飯」は具材の豪華さで区別されます。
基本的な調理法や味付けは同じなので具沢山で食べたいかどうかで注文を決めてください。