この記事では、「サルナシ」と「ベビーキウイ」の違いについて紹介します。
サルナシとは?
サルナシとはマタタビ科マタタビ属に属する植物で、日本や朝鮮半島、中国などに自生しています。
果実はキウイフルーツによく似ており、キウイフルーツを小さくしたようです。
キウイフルーツもマタタビ科マタタビ属に属する植物の果実なので、同じ仲間といえます。
サルナシは漢字だと「猿梨」と書きます。
熟した果実は生でも食べられますし、砂糖漬けやジュースなどに加工されることもあります。
また、果実酒などにも用いられます。
日本に自生しているサルナシの果実は、ニホンザルやツキノワグマ、ヒグマなどの食料になっています。
猿が好んで食べることから「猿梨」という名前が付きました。
果実は「こくわ」と呼ばれることもあります。
サルナシを日本で栽培している地域もありますが、ごくわずかであまり流通してはいません。
日本の市場に出回っているのは、アメリカやチリなど海外から輸入されたものです。
ベビーキウイとは?
ベビーキウイとは、サルナシの果実のことをいいます。
キウイフルーツを小さくした見た目をしていることからベビーキウイと呼ばれています。
「キウイ」という名はニュージーランドの鳥に由来しており、ニュージーランドから輸出される際にキウイという名前が付いたといわれています。
ベビーキウイには、ミニキウイやキウイベリー、デザートキウイ、カクテルキウイ等の呼び名もあります。
味もキウイフルーツに似ています。
キウイフルーツのように表面には毛がないので、手でむいて食べることができます。
キウイフルーツよりも香りは強く、ビタミンCが豊富に含まれています。
サルナシとベビーキウイの違い
サルナシとベビーキウイは同じ果物のことをいうので、違いはありません。
まとめ
サルナシの果実とベビーキウイは全く同じものです。
サルナシは猿が好んで食べることから付いた名前で、ベビーキウイはキウイフルーツを小さくした見た目をしていることから付いた名前です。