この記事では「きのこの山」と「たけのこの里」の違いについて紹介します。
きのこの山とは?
きのこの山とは、日本を代表するお菓子メーカーの明治が販売しているチョコレート菓子の一つです。
きのこの山は1975年に販売がスタートしたロングセラーで、今も根強い人気があります。
きのこの形をしており、かさの部分がチョコレートになっていて軸の部分はクラッカーでできています。
きのこの山の原型になったのは、明治が販売しているアポロという円錐形をしたチョコレートです。
アポロも明治の定番のお菓子として親しまれています。
そのアポロをかさに見立て、きのこの形にしてはどうかというアイディアによりきのこの山が誕生しました。
販売が始まると爆発的なヒット商品となり、現在でも多くの人に愛され続けています。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアに行くと、必ずといっていい程置いてある定番商品です。
パッケージは緑色と黄色を基調としており、きのこが生えている農村風景が描かれています。
期間限定のきのこの山もあり、いちご&ショコラ味や濃い抹茶味、まろやかきなこ等があります。
たけのこの里
たけのこの里も、明治が販売しているチョコレート菓子の一つです。
きのこの山の姉妹品として1979年から販売がスタートしました。
タケノコの形をしているお菓子で、芯の部分はクッキーになっています。
それをチョコレートでコーティングしてあります。
チョコレート部分は、ミルクチョコレートとビターチョコレートの二層になっています。
クッキーはサクサクとした食感が特徴です。
それからたけのこの里のパッケージも緑色と黄色を基調としていて、竹やぶのある農村風景が描かれています。
食べきりサイズの小袋タイプもあり、小袋が複数入ったファミリーパックもあります。
また、たけのこの里ときのこの山の小袋が一緒に入った商品なども販売されています。
きのこの山とたけのこの里の違い
きのこの山にはクラッカーが使われているのに対して、たけのこの里にはクッキーが使われています。
クラッカーはカリッとした食感で、チョコレートとのバランスを良くするために甘さは抑えられています。
たけのこの里に使われているクッキーは、サクサクとした口どけの良い食感が特徴です。
カリッとした歯ごたえを楽しみたい時にはきのこの山がおすすめで、サクサクとした食感が楽しみたい時にはたけのこの里が向いています。
また、チョコレートの量は少しだけきのこの山の方が多いです。
2001年に明治は「きのこ・たけのこ総選挙」というキャンペーンを実施しました。
どちらが美味しいかを決めるというもので、このキャンペーンにより低迷しつつあった売り上げが大きく回復したといいます。
まとめ
きのこの山とたけのこの里の大きな違いは、チョコレートと組み合わせた土台部分になります。
クラッカーを使っているのがきのこの山で、クッキーを使っているのがたけのこの里です。