この記事では、「さくらんぼ」と「アメリカンチェリー」の違いについて紹介します。
さくらんぼとは?
さくらんぼは桜の果実ですが、観賞目的のソメイヨシノなどとは種類が異なります。
セイヨウミザクラやスミミザクラといった桜の木になる果実です。
さくらんぼという名前の由来は、「桜の坊」で桜の子という意味になります。
それが訛って「さくらんぼ」になったと考えられています。
さくらんぼは見た目も可愛らしく、甘味と酸味のバランスも良い美味しい果物です。
そのため人気がありますが、栽培できる地方は限られており、手間もかかるので果物の中では高価です。
贈答品としても人気があります。
さくらんぼには、佐藤錦や高砂、豊錦、紅秀峰、ナポレオン、山形美人といった品種があります。
アメリカンチェリーとは?
アメリカンチェリーはアメリカの西海岸でとれるさくらんぼです。
日本に輸入されているアメリカンチェリーの大半はビングという品種で、大粒で甘味が強いのが特徴です。
濃い赤紫をしており、日本のスーパーマーケット等でも販売されています。
ケーキやタルト、パイ等のスイーツに使われることもあります。
また、缶詰などにも加工されています。
さくらんぼとアメリカンチェリーの違い
アメリカンチェリーはアメリカで栽培されており、さくらんぼは日本で栽培されています。
さくらんぼの主な生産地は山形県で、北海道や山梨県、青森県などでも栽培されています。
アメリカンチェリーは赤紫色をしていて粒が大きいですが、さくらんぼは鮮やかな紅色でアメリカンチェリーよりも小粒です。
アメリカンチェリーは果肉が硬めで甘味が強いのが特徴ですが、さくらんぼは果肉が柔らかめで甘味だけではなく適度に酸味もあります。
まとめ
赤紫色で粒が大きく甘みも強くて、アメリカで栽培されているのがアメリカンチェリーです。
それに対して鮮やかな紅色で粒がは小さめ、甘みと酸味のバランスが良く日本で栽培されているのがさくらんぼになります。