「海老カツ」と「海老フライ」は何が違うのでしょうか。
今回は、「海老カツ」と「海老フライ」の違いを解説します。
「海老カツ」とは?
「海老カツ」とは、「細かくした海老につなぎを混ぜたものにパン粉の衣をつけて揚げた料理」のことです。
「海老カツ」の使い方
厚切りの肉にパン粉の衣をつけて揚げた料理を「カツ」といいます。
「海老カツ」は素材に海老を使いカツに仕立てた揚げ物料理を指す言葉です。
海老の身を叩いたりすりつぶしたりして細かくしたものにつなぎとして小麦粉やホワイトソースなどを加えて寄せ固め、カツレツのような平たい形に整えてからパン粉の衣をつけ油で揚げて作ります。
海老を寄せ固めて作ることから「海老寄せカツ」とも呼ばれます。
「海老フライ」とは?
「海老フライ」とは、「殻をむいた海老にパン粉の衣をつけ高温の油で揚げた料理」です。
「海老フライ」の使い方
材料に海老を使ったフライのことで食べやすいよう殻を外した海老の身に小麦粉と卵、パン粉で衣をつけ高温の油の中に入れ加熱調理して作ります。
車海老やブラックタイガーなどある程度大きいサイズの海老を使って作ります。
「海老カツ」と「海老フライ」の違い
「海老カツ」と「海老フライ」の違いは「海老の形」です。
「海老カツ」は海老の身を細かくたたきミンチ状にして作るのに対し「海老フライ」は殻や背ワタは取り除きますが身は叩かずそのまま調理します。
「海老カツ」は身を寄せるのに小麦粉などのつなぎを使い形もカツレツのように平べったい形に整えますが「海老フライ」は海老の身の形そのままで調理します。
使用する海老も「海老カツ」はバナメイエビやシバエビなど小エビと呼ばれる小さい種類を使うのに対し「海老フライ」はある程度大きい種類を使うという海老のサイズも違いの一つです。
まとめ
「海老カツ」と「海老フライ」はどちらも海老にパン粉の衣をつけ油で揚げた料理ですが身の状態の違いで味わいが大きく変わります。
どちらも美味しい海老料理なので味わって食べましょう。