この記事では、「マーマレード」と「ジャム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マーマレード」とは?
「マーマレード」とは、主に柑橘類を原料とし加工した食品を指し、果肉と果汁、皮が含まれているものを指します。
皮の含まれないものは「マーマレード」には当たらず、後述する「ジャム」と呼ばれ区別されています。
「マーマレード」として使われる果物は「オレンジ」「レモン」「グレープフルーツ」などの柑橘系で、皮が含まれるために栄養素が多く含まれ、甘みの他に苦味と酸味を感じる食品です。
「ジャム」とは?
「ジャム」とは、果肉と果汁に砂糖と水分を加えて加熱濃縮し、保存可能にした食品を指します。
砂糖が多く含まれるため、とても甘いのでパンなどに塗ったり、サンドウィッチの具などとして食べるのが一般的です。
「ジャム」に使われる果物はとても多く「イチゴ」や「ブリーベリー」などの代表的な物をはじめ、「ぶどう」「りんご」「キウイ」などや、珍しい果物や野菜、花弁といったものまで幅広く「ジャム」として加工され、その数は専門店であれば30種類を超える種類が販売され、一部の地域でゴマや牛乳を使った珍しい「ジャム」も販売されています。
「マーマレード」と「ジャム」の違い
「マーマレード」と「ジャム」の大きな違いは「皮が含まれているかどうか」です。
「マーマレード」は、皮が含まれる食品ですので、甘みの他に皮の苦味を感じるのが特徴です。
さらにあっさりしており栄養価も高くなっています。
対して「ジャム」は果肉と果汁のみで作られており、加工の段階で砂糖やはちみつを加えるため、とても甘く、パンなどに塗って食べられます。
まとめ
「マーマレード」と「ジャム」の違いは皮が含まれているかという点です。
含まれているものは「マーマレード」、含まれていないものは「ジャム」と覚えておけば問題ないでしょう。
ちなみに、果実の原型が保たれている食品の事を「プレザーブ」と呼ぶこともあります。